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大規模言語モデルAIコーディングZenn AI/ML掲載日時: 2026年10月30日 19:01

AI勉強で作ったエディタ、最頻利用はExcel検索

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AI勉強で作ったエディタ、最頻利用はExcel検索

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    開発者はAI生成Markdownの閲覧・編集用にWindows向けJ.H Editorを作ったが、最頻利用機能はExcel検索とプレビューだという。

  2. なぜ重要か

    ツールの最大の価値は当初の目的ではなく日常使いから生まれることがある。今では一行で説明しにくいエディターになった。

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背景と解説

このプロジェクトは、何か具体的なものを作りながらAIを学ぶ手段として始まった。最初の版はすべて手書きだったが、カーソル移動やPageUp/PageDownのスクロール、入力文字とカーソルの同期といったエディターの基本動作を正しく実装するのは驚くほど難しかった。開発者がAIに相談するとCodeMirror 6を勧められ、採用によって基本部分の管理が不要になり、機能に注意を向けられるようになった。使ったAIは当初Gemini、その後Claudeで、切り替え後に開発が加速したという。

そこからエディターの性格は変わっていった。Markdownの編集と閲覧は完全に分かれ、ブロック単位の編集はソースとライブプレビューを並べて表示するモーダルで行う。だが最も使われる機能になったのはExcelの検索とプレビューだった。Ctrl+Shift+Rでファイル検索が開き、名前の一部を打てば数千のファイルがミリ秒で絞られ、Enterで列幅や結合セル、罫線を保った読み取り専用プレビューが出る。CSVは値を壊しかねない自動整形なしで表として開き、XML/JSONはソースと並べてツリー表示になる。これらは土台ができた後に追加されたもので、当初から計画していたわけではない。

結果として雑多になった。強調する4機能のほか、差分とマージ、Gitパネル、大きなログの閲覧、Mermaid図、スライド表示、14種類のテーマも備える。開発者自身、しばらく使って初めてExcel検索が最も便利な部分だと気づいたといい、「これはMarkdownエディターだ」と聞かされた初めての利用者がそれを見つけることはまずないとも認めている。ほかに、コード署名がないためインストール時にWindowsの警告が出ること、Windows版しかないことも課題に挙げている。

よくある質問
J.H Editorは何を基盤にしているか?
ブラウザベースのエディター部品CodeMirror 6を使い、入力や選択、元に戻す操作、構文ハイライトを担わせている。
Excelの代わりになるか?
ならない。数式もグラフもないため、データを壊さず閲覧し軽く編集する用途だ。
無料か、対応OSは?
Windows 10と11で無料。Mac版はない。
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