
Visaは、AI開発企業Alchemyおよび国際送金プラットフォームNuvionとの提携を発表し、エージェント・コマース(AIが人間に代わって決済取引を実行する仕組み)に本格的に取り組み始めました。カード決済手数料の収益が規制やフィンテック企業による圧力を受ける中、Visaは付加価値サービスの拡大を経営課題と位置付けており、これら提携はその経営戦略の実行例です。
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Visaが過去1週間の間に、AI開発企業のAlchemyおよびAI搭載の国際送金プラットフォームNuvionとの提携を発表しました。Alchemyのデジタルカード「AgentCard」は提携発表後48時間で78,000件の登録を記録し、AI エージェント(自分で判断して作業するAI)が人間に代わってオンライン購入を実行できる仕組みを実現しています。
なぜ重要か
規制やフィンテック企業による競争でカード決済手数料が圧迫される中、Visaは付加価値サービス(VAS)へのシフトを急いでいます。分析企業William Blairは「投資家がVisaのVASをプラス要因と見なし始める」と指摘し、アナリストによるとVisa・Mastercardともに最近四半期でVASが前年同期比20%以上成長しているとみられます。
注目点
Visaは「Trusted Agent Protocol」というAIエージェント認証の枠組みをAdyenやCoinbase、Microsoft、Shopifyなど複数社と構築しており、エージェント・コマース基盤の整備が進んでいます。また、別の提携ではOperaのステーブルコイン(価格が安定した暗号資産)ウォレット「MiniPay」と連携し、175百万以上の加盟店でステーブルコイン残高を使える決済カードを展開しています。
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