
Qualcommが推論に特化したAIチップでデータセンター市場に参入し、2029年度までに少なくとも$15 billion(約2.4兆円)の売上を見込んでいます。Metaとの複数世代契約で安定した収益源を確保し、同社のEPSは年率18.5%で成長すると予想されており、現在の割安な評価水準を踏まえると株価上昇の余地があるとみられています。
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Qualcommが、推論(AIが答えを導き出す処理)に特化したAIチップでデータセンター市場に本格参入します。同社は投資家向けイベントで、2029年度までに少なくとも$15 billion(約2.4兆円)のデータセンター売上を見込んでいると明かしました。Meta Platformsとは複数世代にわたる契約を結び、今年からDragonfly C1000サーバーCPU(中央演算処理装置)を導入します。
なぜ重要か
AIのデータセンター向けワークロードは推論にシフトしており、Deloitteの推定では今年、推論が全AI計算ワークロードの3分の2を占めるようになります。Qualcommは現在、スマートフォンと自動車・IoT向けチップが主力で、データセンター事業は新規です。同社の2026年度第2四半期における全体売上は前年同期比2%減の$10.6 billion(約1.7兆円)でしたが、データセンター事業の成長がこうした低迷を補い、全体の成長をけん引する可能性があります。
注目点
Qualcommは2029年度のEPS(1株当たり利益)が$18.00を超えると見込んでいます。これは2026年度の$10.80から年率18.5%の増加を意味します。仮にその時点で26.3倍のPER(株価収益率)で評価されれば、株価は$473に達する可能性があり、現在値からの上値は150%とみられています。
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