
物理AIスタートアップLyteが1億6500万ドルを調達。評価額は16億ドル。
ロボット向けセンシング技術を手がける。
元Appleエンジニアが創業し、倉庫・製造業を標的とする。
何が起きたか
元Appleエンジニアが創業した物理AIスタートアップLyteが、シリーズCで1億6500万ドルを調達し、評価額は16億ドル(ポストマネー)となった。ラウンドを主導したのはMaverick Siliconで、Fidelity Management And Research Co.なども参加した。
なぜ重要か
同社はロボットが自身の位置と周囲の動きを理解できるようにするためのセンシング・知覚技術を開発している。創業者らは以前、AppleのFace IDの基盤となった3Dセンシング技術に携わっており、Lyteの初期顧客は倉庫業や製造業に集中している。国内の倉庫・製造業向けロボット導入を検討する企業にとって、競争力向上につながる技術供給源が増える可能性がある。
注目点
Lyteは今年前半、シリーズAとBで1億700万ドルを調達してステルスモードから姿を現した。累計調達額は2億7200万ドルとなり、Maverick SiliconのAndrew Homan氏が取締役に加わった。
Lyteの創業者らは以前、後にAppleのFace IDを支えることになる3D認識技術の普及に貢献した。新たな事業では同様の専門性をロボット工学に応用し、物理AIの基盤となる認識レイヤーの構築を目指している。今回の資金調達は、物理AIへのベンチャー投資が急増する中で行われた。2026年上半期の世界での資金調達額は474億ドルに達し、2025年下半期の約4倍となっている。ロボットが物理世界と相互作用できるようにするスタートアップへの投資家の強い意欲がうかがえる。
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