
AnthropicがClaude CodeのAuto modeをPro・Max・Teamプランのデフォルトに変更します。
1,053人のテストで人間は危険なコマンドの13.6%しか拒否しなかったのに対し、Auto modeは89%をブロック。
第三者評価では720件の攻撃すべてを防いだとされていますが、独立検証の必要性も指摘されています。
何が起きたか
AnthropicはClaude CodeのAuto mode(自動実行モード)を、8月14日からPro、Max、Teamプランの新規セッションのデフォルト設定にすると発表しました。Anthropic内部ではほぼ全員がAuto modeを使用しており、同社の自信の表れです。
なぜ重要か
Anthropicが第三者機関Trajectory Labsに委託した評価では、1,053人の有料テスターを対象とした試験で、危険なコマンドに対して人間は13.6%しか拒否しなかった一方、Auto modeは89%のケースでそうした行動をブロックしたと報告されています。確認疲れを減らしながら安全性を高める可能性があります。
注目点
Anthropicは、2026年7月17日時点でのClaude Fable 5、Opus 5、Sonnet 5を対象に72件の間接的なプロンプト注入シナリオをテストし、720件の攻撃すべてをAuto modeが防いだと主張しています。ただし、評論家からはより独立した検証を求める声も上がっています。
Anthropicの判断の背景には、内部での広範な利用実績があります。AI Engineer World's Fairでの討議で、Cat WuとThariq Shihiparは「Anthropic内のほぼ全員がAuto modeを使用している」と述べており、同社が安全性に相当な自信を持っていることがうかがえます。評価結果も強気な姿勢を支持しており、確認疲れという人間の限界を補完する技術として位置付けられています。
ただし、実装上の課題は残存しています。攻撃シナリオとしてプロンプト注入(指示文に隠れた悪意のあるコマンド)が挙げられていますが、評論家が指摘するように、信頼性のあるソースからの指示と見せかけた悪意あるパッケージの実行など、より巧妙な攻撃には対抗できない可能性があります。Anthropic側も「全てのリスクを排除した」とは明言していない点が注目されます。
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