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大規模言語モデルAI安全性・アラインメントArs Technica AI掲載日時: 2026年8月28日 1:002分で読める

AIエージェントが不正コードを実行するリスク

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AIエージェントが不正コードを実行するリスク

要点

  • セキュリティ企業が、AIコーディングエージェントがドキュメントファイルから未所有のコードをインストールするよう騙される可能性を発見。

  • 100以上のウェブサイトがそのようなコードにリンクしている。

  • フォーチュン500企業の一部は、実証コードをすでに実行していた。

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    100以上のウェブサイトのドキュメントファイルに、AIエージェントが訪問すると自動的にインストールされる実行可能なコンテンツが含まれている。研究者は、防衛関連企業、フォーチュン500、ビッグテックが所有する6,214のドメインの8,265のllms.txtおよびllms-full.txtファイルから、120のファイルを発見した。

  2. なぜ重要か

    未登録のドメインを登録してから1時間以内に、フォーチュン500企業からの応答があり、その後も数十件の応答があった。発信ビーコンにより、Claude、OpenAIのCodex、Hermesなどのコーディングエージェントが関与していることが判明し、エージェントがベンダードキュメントを真実として信頼していることが示された。研究者はこれを「壊れた信頼モデル」と表現した。国内企業のAIエージェント利用が、不正コード実行による情報漏えいリスクに直面する可能性がある。

  3. 注目点

    少なくとも1つの設定ミスがあるサイトが、人間かAIかを問わず、訪問者を実際のマルウェアへ誘導している。エージェントがSaaS、クラウド、エンドポイントに広がるにつれて、サプライチェーンの攻撃面は拡大しており、現在の防御策ではカバーできないと研究者は指摘する。

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背景と解説

この発見はAIサプライチェーンにおける新たな攻撃ベクトルを浮き彫りにしている。llms.txtファイルはAI版robots.txtであり、エージェントがウェブサイトのコンテンツを理解するのを助けるためのものだ。しかし、攻撃者は未登録のドメインを登録し、エージェントがこれらのファイルを取得した際に悪意のあるコードを提供できる。研究者のテストでは、1時間以内にフォーチュン500企業からの反応があり、現実世界での影響が示された。これは、現在のセキュリティ対策が、エージェントが検証なしにコードを実行する傾向を考慮していないことを示している。エージェント型AIが企業の各層に広がるにつれて、このような攻撃のリスクは高まる可能性がある。主要なAIベンダーからの反応がないことは、この問題が未解決のままであることを示唆している。

よくある質問

研究者はリスクをどうテストしたのか?
6,214のライブドメインをスキャンし、未登録のコードパッケージやドメインにリンクする120のファイルを発見した。そのうちのいくつかの名前を登録し、実行中のマシンがサーバーに接続するようなパッケージをホストした。
関与したAIエージェントは?
ビーコンは、Claude、OpenAIのCodex、Nous ResearchのHermesがコードを実行したエージェントの一部であることを記録した。
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