
何が起きたか
DAIJOBUと東京都議・杉浦たけし氏の会派「龍雅会」は2026年10月16日、東大UTPCと東京都赤坂でClaude Code勉強会を共催し、請願の仕分けや要望書作成を扱った。
なぜ重要か
請願の氏名を番号に置き換え、機微な個人情報をAIに入れないなどの対策を指導。政務事務所でのAI活用範囲に不安を持つ秘書の懸念に対応した。
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この勉強会は、DAIJOBUと杉浦氏が政務事務所の仕事ぶりに見いだした課題から生まれた。議員事務所では日程調整、会議記録、リスト管理、請願の仕分けなど反復作業が多い一方、扱う情報には個人データや未公表の資料も多く、スタッフはAIをどこまで使えるか判断に迷っていた。事前アンケートでは回答者17人中14人がChatGPTを使ったことがある一方、Claude Codeや同種のツールを試したのは3人だけで、最大の悩みはAIにどこまで情報を任せるかだった。
そこで当日の内容はこうした懸念を軸に組み立てた。参加者は、会議の招待メールをカレンダーに登録する、請願を仕分ける、会議の準備をする、リストを更新する、礼状を起草するなど、政務事務所での9つの活用例を実習した。請願の仕分けでは架空の請願を使い、AIが項目を分野・緊急度・担当窓口ごとに整理し、判断と回答は人が行う流れを示した。
ソフトウェアテストや脆弱性診断を手がけてきたDAIJOBUの知見は、データの扱い方の指針にも反映された。同社は法人研修で4層のセキュリティ対策を教えており、勉強会ではその考え方を秘書業務に応用した。例えば、AIには読ませるだけにとどめ、書き込みは人の確認を必須とし、送信や削除は人が操作する。請願をAIに渡す前に氏名や連絡先を番号に置き換え、病歴のような特に機微な個人情報はAIに入れない。運転はAIに任せても行き先は人が決めるというメッセージを掲げ、すぐに試せる3つのこととして、ルーティンを1つ作る、執筆ルールをスキル化する、CLAUDE.mdファイルを作り始めることを挙げた。
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