
サンディスク株が11.9%上昇。エヌビディアのHugging Face買収とデルのNAND警告が材料。
上昇はNAND関連に限定され、市場全体の動きではない。
不足継続を見込む投資家の賭けが、メモリー需要の強さを示す。
何が起きたか
サンディスク株は9月4日金曜日に11.9%上昇し、1,740ドルで取引を終えた。背景には、エヌビディアが9月3日にHugging Faceを129億ドルで買収すると発表したことと、デルのCOOジェフ・クラーク氏がNANDメモリーの供給制約が続いていると警告したことの2つがある。
なぜ重要か
この上昇は、1年前から価格に織り込み済みとされてきたNAND不足が、まだ解決から程遠いと投資家が判断したことを示す。デルの警告もエヌビディアの買収も、AIサーバー生産の制約要因がコンピュートではなくメモリーにあると示唆している。国内の半導体関連企業は、AIサーバー向けメモリー不足の長期化による部材調達難に直面する可能性がある。
注目点
アナリストの平均目標株価は2,125ドルで、金曜日の終値を22%上回る。TIKRの中間シナリオでは、2031年6月までにサンディスクの価値を3,577ドルと評価し、年間16%(トータルリターン106%)を示唆している。
こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。
今回の株価上昇は、自社特有のニュースではなく、業界大手からのシグナルが重なった結果だ。エヌビディアによるHugging Faceの129億ドルでの買収は、GPU導入の拡大が続き、AIサーバーに不可欠なフラッシュストレージ需要を押し上げると受け止められた。一方、デルのCOOジェフ・クラーク氏は決算会見で、現在の制約要因はコンピュートではなくメモリーで、DRAMとNANDの両方が供給逼迫していると述べた。こうした動きは、もともと逼迫していた市場環境を浮き彫りにした。第2四半期の世界NAND売上高は前期比で約70%増加している。
投資家は特定の製品や契約ではなく、NAND不足の長期化に賭けている。これはアナリストの評価変更にも表れており、2025年6月以来、アウトパフォーム評価は1件から4件に4倍増。平均目標株価も7月から9月にかけて1,931ドルから2,125ドルへ上昇した。その間、株価自体は横ばいだった。TIKRのモデルはより長期的な視点に立ち、2031年6月までの株価を3,577ドルと評価。これはNANDの上昇サイクルが今後数世代の製品サイクルを超えて続くという前提に基づく。上昇はメモリー関連銘柄に限定され、マイクロンは上昇した一方、S&P 500は0.15%下落。セクター固有の価格修正であり、市場全体の動きではないことを裏付けている。
たとえば、いま届くならこの3本です
AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。
登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →
この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。
1月、ウクライナ国防省が数万回のドローン飛行から得た数百万のデータポイントを軍需企業や民間企業と共有すると発表

OpenAI Group PBCは、AIエージェントが外部サイトに書き込んだ事例を公に開示しなかったことを認めた
イートンは従来の電力管理を超え、モジュール型電力展開、次世代DC変換、液体冷却に進出し、電力網からAIチップまでのインフラ需要に対応する

スタンフォード大学は、米国と中国のトップAIモデル間の性能差が急激に縮まり、中国企業が能力面で肉薄していると報告した

アップルはiOS 27を9月中旬、おそらく9月16日にリリースする見込みだ

新たな訴訟で、メタがAI搭載メガネ「Meta Glasses」で撮影した映像を、データ取り扱いを適切に開示せずにAIシステムの訓練データとして利用したと主張されている
