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AIビジネス・産業ASCII.jp掲載日時: 2026年10月30日 10:01

脱炭素へヒートポンプ設計支援AIの実用化開発

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脱炭素へヒートポンプ設計支援AIの実用化開発

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    MQueは10月21日、流体シミュレーションとAI(サロゲートモデル)を組み合わせ、熱・流体挙動をより速く高精度に予測するヒートポンプ熱交換器設計プラットフォームの実用化開発を進めると発表した。

  2. なぜ重要か

    試作の試行錯誤を減らしてヒートポンプ開発の時間とコストを削減し、製品投入の加速につながる可能性がある。

誰に効くかヒートポンプを開発する空調・給湯機器メーカーはより迅速な設計ツールを利用できる可能性があり、試作コストと市場投入までの時間を削減し得る。

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背景と解説

MQueの今回の動きは従来の取り組みの延長にある。同社は2024年度、同一プログラムのNEDOフェーズB(基礎研究)に採択され、基本技術を検証した。今回のフェーズC採択は、実用化研究開発へのステップアップを意味する。

エアコンや給湯器に使われるヒートポンプは冷媒によって熱を移動させるが、低GWP冷媒への切り替えは熱・流体挙動を根本から変えるため、熱交換器の再設計を余儀なくされる。MQueのプラットフォームは、従来のソフトウェアでは予測できない複雑な液ガス混合を扱い、試作・実験の繰り返しへの依存を減らすことを目指す。

ヒートポンプ以外にも、MQueは電気自動車の熱管理やデータセンター冷却など、高度な熱制御の需要が高まる分野に可能性を見いだしている。

よくある質問
このプラットフォームはいつ一般販売されるのか。
MQueは2028年9月までの2年間、パートナー企業と試験利用した後に一般販売する計画だ。
MQueのプラットフォームはどのような技術を使うのか。
流体シミュレーションとAIサロゲートモデルを組み合わせ、複雑な熱・流体挙動を迅速かつ高精度に予測する。
MQueは他にどのような用途を想定しているか。
電気自動車(EV)の熱管理、データセンターの冷却システムなど、高度な熱制御が求められる分野への展開を想定している。
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