
サウンドショアはクアルコムを第2四半期の好調な寄与銘柄として挙げた。
同ファンドはクアルコムが利益力の10倍で割安とみる。
開発者ツールがエッジAI需要をけん引している。
何が起きたか
サウンドショア・マネジメントが2026年第2四半期の投資家向けレターで、クアルコム(NASDAQ:QCOM)を好調な寄与銘柄として挙げた。同社株は2026年8月24日に1株158.53ドルで終え、時価総額は1,675億5,000万ドルとなった。
なぜ重要か
サウンドショアは、クアルコムが新事業の立ち上がり後に魅力的な利益力の10倍で取引されているとみる。同ファンドは、クアルコムの開発者ツールが新市場でエッジAI機能を加速させ、チップ需要を喚起すると考えている。国内の半導体関連企業は、エッジAI向けチップ需要の拡大に伴う供給機会の増加が見込まれる可能性がある。
注目点
サウンドショアのポートフォリオでは、第2四半期にIT銘柄の比率が約15%だった。同ファンドの投資家クラス(SSHFX)と機関投資家クラス(SSHVX)は2026年第2四半期にそれぞれ10.48%と10.58%上昇し、ラッセル1000バリュー指数の13.87%とS&P 500の15.20%には及ばなかった。
サウンドショアの2026年第2四半期の投資家向けレターは、マーベル・テクノロジーと並んでクアルコムをファンドのパフォーマンスをけん引する重要銘柄として挙げている。同ファンドのバリュー投資の手法は、市場で最も割高な領域を避ける一方、クアルコムを長期的なテクノロジー追い風と魅力的な評価額を兼ね備えた企業とみる。レターは、クアルコムが新事業の立ち上がり後に利益力の10倍で取引されているとし、これを同ファンドが長期的な収益力を評価する指標としている。
第2四半期にポートフォリオを押し上げたAIの波は、AIと半導体セクター主導の市場全体の回復と軌を一にする。サウンドショアが経営陣の持続的な戦略と長期的視点を重視することから、同ファンドはクアルコムを、特に開発者ツールが新市場でエッジAI機能を加速させる中で、今後待ち受ける巨大なAI機会を捉える戦略的柔軟性を持つ企業とみている。
同ファンドのパフォーマンスは、第2四半期にラッセル1000バリューとS&P 500には及ばなかったものの、3年 annualized リターンではラッセル・バリューを上回り、S&P 500には依然として及ばない。こうした状況は、成長の可能性と評価額の規律のバランスを重視するサウンドショアの手法を際立たせており、クアルコムをポートフォリオの注目銘柄として位置づけている。
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