
何が起きたか
博多のAI博覧会で約5つの講演に参加した筆者は、企業が繰り返し共通の2つの課題を挙げるのを耳にした。部門間の連携不足と、個人に依存した知識だ。
なぜ重要か
筆者によれば、この2つの課題は互いを悪化させる。解決の鍵はAIを使いこなせるかどうかで、使えない企業は外部のAIツールに多く支払うことになりかねない。
注目点
筆者の結論は調査ではなく個人的な判断であり、1人の参加者が5講演から得た印象に基づく。企業が内製で解決策を構築するか、外部ツールを買うかに注目だ。
誰に効くかこれは企業内のビジネス部門や運用部門、とりわけ顧客メモが他部門に届かない営業担当者や、ノウハウが個人にとどまる専門職に影響する。自社が既に抱える課題の解決策を探す講師や社内研修担当者にとっても重要だ。
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筆者は実用的な目的で会場に入った。講師として、自社の課題を解決するヒントを見つけ、日々の業務改善に使えるツールの活用方法を掴むためだ。しかし見えてきたのは、講演をまたいで繰り返されるパターンだった。部門同士が連携していないこと、ノウハウが個人に集中していることが何度も出てきた。筆者はこれを、自社が出展した転職イベントや、バリスタ時代のコーヒー業界のイベントSCAJでの経験と重ねる。筆者は2つの課題を関連づける。情報が1つの部門にとどまると他部門は機会に気づかず、知識が1人にとどまると引き継ぎが難しくなる。
筆者が示す解決策は特定の製品ではなく、能力だ。AIを使いこなせる企業は自社でツールを内製し、自力で解決策を見つけられる。使えない企業は、使える企業が作ったツールを使うことになる。筆者はこれがGeminiやClaude、Codexなどに直接支払うより高くつく場合があり、カスタマイズも限られ、社内で受け入れられるまでの労力も伴うと警告する。説得や、場合によっては反対意見も含めてだ。
つまり重要なのは、どのAIサービスを選ぶかよりも、自力で解決策を開発できるかどうかにかかっているように見える。筆者の主張は正式な調査ではなく、1人の参加者が約5つの講演で得た印象に基づく。このパターンがより広く当てはまるかは、読者自身が職場で確かめる必要がありそうだ。
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