
エヌビディアの四半期決算が予想を上回った。純利益は596億9000万ドル、売上高は962億2000万ドルと倍増。
今四半期は約1080億ドルを見込む。
AI投資は堅調だが、営業費用は55%増加した。
何が起きたか
エヌビディアの5〜7月期の純利益は596億9000万ドル(1株当たり2.46ドル)。売上高は962億2000万ドルと2倍以上に増え、アナリスト予想平均の922億7000万ドルを上回った。
なぜ重要か
AIインフラへの投資が依然として堅調であることを示す結果だ。今四半期の売上高見通しは約1080億ドルで、前年同期比約89%増となる見込み。ただ、営業費用は55%増の84億1000万ドルに膨らみ、3年にわたる好況で時価総額が約5.2兆ドルに達した後の反動を懸念する投資家もいる。国内のAI関連企業は、世界的なAIインフラ投資の拡大に伴う需要変動の影響を受ける可能性がある。
注目点
アマゾン、メタ、グーグルといったハイパースケーラー向けのAIチップを含むデータセンター事業の売上高は890億ドルと2倍以上に拡大。中国からのデータセンター・コンピュート収入は見通しに織り込んでいないとしている。
エヌビディアの最新決算は、同社の高性能AIチップが業界の重要な構成要素であり続けていることを示した。データセンター事業の売上高は890億ドルと2倍以上に拡大。コンピューターやロボットなどにAI機能をもたらすエッジコンピューティング事業も27%増の72億ドルとなった。ジェンスン・フアンCEOはAIが変曲点に達したと強調し、「今やコンピューティングは収益だ」と述べた。
明るい見通しとは裏腹に、営業費用は55%増の84億1000万ドルに膨らみ、中国からのデータセンター・コンピュート収入は見通しに織り込んでいない。同市場での地政学的・規制面の逆風を示唆している。今四半期の約1080億ドルという見通しは成長が加速し続けていることを示すが、時価総額がすでに約5.2兆ドルに達している中、AI投資が投じられた数兆ドルに見合うものかどうか、投資家は慎重な姿勢を崩していない。
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