
エヌビディアの投資先にブルーム・エナジーが加わる可能性が出てきた。
同社株は2年で約2000%上昇。
直近四半期の売上高は166%増で10億ドルを超えた。
何が起きたか
エヌビディアの最新13-F提出書類によると、同社はインテル、スペースX、コアウィーブ、ネビウスなど8銘柄、総額634億ドル相当を保有。記事は、水素燃料電池企業ブルーム・エナジーがエヌビディアの次の投資先として筋が良いと示唆する。
なぜ重要か
AIの電力需要は大きなボトルネックで、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは「現在の1000倍の電力が必要」と発言。ブルーム・エナジーは直近四半期の売上高が166%増加し、2年で約2000%上昇。ブルックフィールド・アセット・マネジメントと250億ドルのAIインフラ電力契約も結んでいる。国内の電力関連事業者は、AI向け電源確保を巡る海外企業の動向から示唆を得られる可能性がある。
注目点
ブルーム・エナジーは四半期売上高が10億ドルを突破。米国の主要ハイパースケーラー全てと、10数社のネオクラウド、AIラボ、データセンター事業者が採用している。実際にエヌビディアが投資するかは憶測の域を出ないが、記事は「絶好の選択肢」と評価する。
エヌビディアは半導体(インテル)、クラウド計算(コアウィーブ、ネビウス)、光技術(コヒレント)、通信(ノキア)、設計ソフト(シノプシス)に加え、スペースXや生成生物学(ジェネレート・バイオメディシンズ)まで含む多様なAI関連投資ポートフォリオを構築してきた。このパターンは、エヌビディアが自社のエコシステムを固め、主要なAIインフラ分野に賭ける姿勢を示している。
エネルギーはAI拡大にとって重大な制約要因となりつつあり、ブルーム・エナジーはその分野で急成長するプレーヤーだ。ブルックフィールド・アセット・マネジメントとの250億ドルの提携や、米国主要ハイパースケーラーによる採用は、その存在感を裏付ける。エヌビディアはまだ動いていないが、記事の論理は同社がこれまで取ってきたパートナー投資戦略と一致する。
とはいえ、これはあくまで憶測であり、記事自身も将来の買収予測は難しいと認めている。エヌビディアはチップ事業と既存パートナーシップに注力しており、異なる領域であるエネルギーにまで手を広げるかは不透明だ。それでも、フアン氏の電力に関する発言を踏まえれば、エネルギー投資は自然な流れと言える。
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