
何が起きたか
Armが「Arm Total Design for Physical AI」を立ち上げ、AWSやSiemens、Unitree Roboticsなど80社超が参加する。
なぜ重要か
ロボット産業は分野が分断され、企業間の連携やシステムの相互運用が難しい状況にある。Armは共通の場と共通言語を提供することで、開発と導入を迅速化しようとしている。
注目点
フレームワークの6段階はあくまで出発点で、Armは業界からの意見で調整する方針だ。数カ月以内にメンバーとのセッションを開始する予定で、具体策が焦点となる。
誰に効くかロボットや自動運転を手がける開発部門は、異なる企業のハードとソフトを組み合わせる際の相互運用の負担が軽減される可能性がある。特に、センサーやアクチュエーター、ソフトウェアフレームワークを提供する部品・ソフト企業は、パートナーシップ形成の機会が広がるとみられる。
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Armは長年自動車産業で計算チップを供給してきた。O'Driscoll氏によれば、現在の車はすべて、一部か全部かの違いはあれ、計算をArmチップで行っている。同社はその経験から、ロボティクスと自動車メーカーが安全上の重要度、リアルタイム計算、コンピュータビジョンなどで同様の要件を持つことに気づいた。
今回の枠組みは、SAE Internationalの自動運転レベルに発想を得ている。ロボティクスはより複雑で多次元の枠組みが必要だとして、Armは0から5までの6段階を設定した。これは、反応型から文脈認識型、認知型、自己改善型へと高度化するロボットの姿を写す。
また、Armはクラウド分野で似たコミュニティを築いた経験を活かしている。O'Driscoll氏は3月に物理AI分野に移り、同じようなギャップがあると気づいたという。企業が技術やアイデアを共有し、協力できる場がなかった。
自動車関連企業もこの動きに関心を示している。自動車分野で開発した技術をロボティクスにも使えると考え、既存のパートナーと迅速に連携できたとO'Driscoll氏は述べる。
今後の焦点は、数カ月以内に始まるメンバーとのセッションで具体的な協業が生まれるかどうかだ。フレームワークの6段階は出発点に過ぎず、Armは業界の意見を取り入れて調整する姿勢を示している。
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