
何が起きたか
Alphabetは予想PER15倍で「マグニフィセント・セブン」最安値の銘柄であり、AI競争の最大の勝者になり得ると記事は論じている。
なぜ重要か
売上高960億ドルと410億ドルに急増したNvidiaやMicronと違い、AlphabetはAIを売りも使いもするため、どのチップやメモリーメーカーがシェアを伸ばしても恩恵を受ける。
注目点
14%増の810億ドルに伸びた広告収入は、GeminiをGoogle検索に適用し広告主の支出が増えるかの試金石だ。Alphabet株の重しとなったAI支出への懸念が和らぐかを見極めたい。
誰に効くかAI関連株を検討する個人投資家にとって、NvidiaやMicronより割安な選択肢としてAlphabetを支持する具体的な根拠が示された。この根拠が成り立つかどうかは、広告主とGoogle Cloudの顧客の支出にかかっている。
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記事の主張の背景には、AIの明確な勝者が2社ある。AIタスク(学習や推論など)を支える高性能チップであるGPUの世界最大手とされるNvidiaと、AIに不可欠なメモリー・ストレージチップの大手であるMicronだ。両社の売上高は3桁増と急伸して960億ドルと410億ドルに達し、株価は5年間でそれぞれ900%と1,300%上昇した。これに対しAlphabetは、より広い役割を担う企業として扱われている。大規模言語モデルのGeminiシリーズを開発し、これらや他のAI製品をGoogle Cloudの顧客に提供する一方、自社の検索・広告事業にもAIを応用している。
記事によれば、ここ数カ月Alphabet株の重しとなってきた懸念は、AI支出のペースであり、中核事業の弱さではない。Googleの広告収入は14%増の810億ドル、総収入は1190億ドルに達し、Google検索は検索市場の90%超を握る。記事は、これまでの大規模なインフラ投資を現在の需要に応えるために必要だったと読み解き、AI市場の成長予測は依然として力強いと指摘する一方、一定のリスクは残ると認めている。
記事の見立てが正しければ、Alphabetの行く末は、どのチップ設計企業やメモリーメーカーがシェアを伸ばすかよりも、顧客がそもそもAIを使い続けるかどうかにかかっている。そうなれば、設備構築向けに製品を売ることで運命が決まるNvidiaやMicronとは異なる立場になる。広告事業が記事の期待通りAIの追い風を受けるか、支出への懸念が和らぐかが、投資家が注目する試金石となりそうだ。
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