
何が起きたか
Oracleは2027年度第1四半期に850メガワットのAI容量(30万基超のGPU)を供給し、稼働率は97.9%だった。
なぜ重要か
850メガワットは前四半期のほぼ3倍、2026年度全体の73%に達したが、稼働率はほぼ満杯のままだった。通常、コンピューティングハードウェアは年を経るごとに安くなる。
注目点
供給不足説は、旧GPUが値下がりせず値上がりを続けるかどうかにかかっている。Nvidiaの株価は約220ドルで、52週高値から約8%下にある点に注目。
誰に効くかNvidiaの投資家はOracleの稼働率開示という顧客側からの珍しい裏付けを得る一方、年数を経たGPU容量を借りる企業は従来契約より20%高い更新価格に直面する可能性がある。
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Oracleの開示は、Nvidiaの投資家が需要を信じるしかなかったまさにその時に発表された。同社は木曜夜の決算説明会で、通常は推測に頼る数字を明示した。供給した850メガワット、30万基超のGPU、稼働率97.9%の設備だ。850メガワットは前四半期のほぼ3倍、Oracleが2026年度に供給した全体の73%に当たり、収益もハードウェアに追随して、クラウドインフラ収益は前年比121%増の74億ドルとなった。
さらに際立つのは、年数を経たハードウェアに起きたことだ。コンピューティング機器は普通、古くなるほど安くなる。これらのGPUはNvidiaのBlackwell世代より前のものだ。ところがOracleの共同CEO、Clay Magouyrk氏によると、更新と再販には20%のプレミアムが付き、その大半は4年以上前のチップだった。新ハードウェアが手に入りにくい時には、価格はそう動く。
ただし留意点は現実にある。Oracleの稼働率は1社の設備を対象としたもので業界全体ではなく、その満杯ぶりの一部は数四半期前に顧客が契約した6640億ドルの受注残を反映している。それでもNvidia自身の開示は同じ方向を指す。収益は前年比106%増の962億ドルに達し、CFOのColette Kress氏は同社のコンピュートが提供するすべてのクラウドで完全に活用されていると述べた。Nvidiaが需要ではなく製造能力に制約されているという主張は、旧GPUが値上がりを続けるかどうかにかかっている。今後、4年前のチップに割引が付く四半期が来れば、供給不足が和らぎ始めた初期兆候となる。
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