
何が起きたか
会社員として働きながら副業を営むAI師範は、受注から納品までを20以上のClaude Code「席」で回している。席の憲章テンプレートと最初のプロンプトを公開した。
なぜ重要か
1つのClaude Codeセッションを役割ごとの席に分けることで、作業が混ざらず、滞った案件の担当も明確になった。憲章テンプレートは各席の「やらないこと」を明記している。
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実験の出発点は、1つのClaude Codeセッションに応募書類の作成、成果物の制作、記事の下書きを同時に任せることだった。AI師範によると、この体制では3つの不具合が起きた。新しいタスクに前のタスクの残りが引き継がれ、文脈が膨らむほどやり取りのコストが上がり、途中で止まったタスクを誰も拾わなかった。最後の問題を最も厄介だとし、日常の職場で「誰がやるのか」という問いと重ねている。
解決策は企業構造の模倣だった。仕事を席に分け、それぞれに憲章を持たせる。受注が決まるたびに納品席を作るため、繁忙期には数が20を超える。狙いは1つの席が覚えることを減らすことで、例えば広報席は設計上、納品の内容を知らない。
AI師範は「やらないこと」の項目こそ重要だと見る。これがないと、席は親切心から隣の席の仕事に手を出してしまうという。広報席が応募書類を書き始めたり、納品席が記事を書き始めたりするのだ。引き継ぎは会話の記憶ではなくファイルパスに寄せる。次回は席同士の引き継ぎ方法を、広報席が納品席の事例を記事で紹介したい場合を例に扱う予定だ。
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