
何が起きたか
Anthropicの更新S-1で、9月30日までの3カ月間の売上高が170億ドルと判明。前年同期の11倍超だが、四半期成長率は144%から47%に鈍化した。
なぜ重要か
IPO直前に初めて具体的な数字が示され、高い年間成長率と前四半期からの急減速が明らかになった。
誰に効くかAnthropicのIPOを評価する投資家は監査済みの売上高を判断材料にでき、競合や顧客は同社の規模と勢いを測ることができる。
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Anthropicが前の月曜日に公表した当初のS-1には、第3四半期の業績は含まれていなかった。更新版で、上場準備中の同社の財務状況がより詳しく示された。売上高170億ドルは前年同期の11倍超だが、前四半期比47%という成長率は3カ月前の144%から明確に減速している。
成長を支えるコストも明らかになった。計算用ハードウェアの需要が予想を上回り、急きょ割高な価格で調達したため50億ドルの費用を計上。従業員寄付のマッチング制度(非現金)に絡み20億ドルも計上した。これにより営業損失は5億3600万ドルとなり、前四半期の営業利益9億7400万ドルから悪化した。株式報酬と慈善寄付を除く調整後営業利益は3億ドル増の25億ドル。9月30日時点のインフラ関連の契約義務残高は8954億ドルで、うち約3分の1はGoogle、Broadcomとのリース契約が占める。購入コミットメントは2025年末の550億ドルから第3四半期に約3140億ドルへ急増し、計算能力の増強と自社データセンター建設の計画を反映した。
改訂版では、現在モデルが自動で行う一部の研究作業に人による確認と承認を求めることを検討しているとも記した。モデルが近くAI開発を劇的に加速させる能力を持ると考えているためだ。公開売り出しの規模は未公表。ブルームバーグは、今年上場したSpaceXの862億ドルに少なくとも並ぶことを目指していると報じ、ロイターは1.5兆ドルから2兆ドルの評価額を目指していると伝えた。
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