
何が起きたか
LeapAIは2026年9月30日、『出張AI顧問』第1回を公開。CEOのYuki IwataがClaude CodeでTrustfordの査定受付を1日で自動化した。
なぜ重要か
以前はClaude Codeを使いこなせなかったTrustford社長のAyuki Maede氏は、費用対効果が高すぎると述べ、不可能だと思っていた自動化が現実的に感じられたと話した。
注目点
成果はLeapAIのCEOによる終日のオンサイト作業で得たものだ。顧客データを扱う企業にとって、専門家不在でも再現できるかが試金石となる。
誰に効くか査定サイトのリードを手作業でスプレッドシートに転記している不動産仲介会社の経営者やバックオフィス担当者にとって、受付を自動化する一つの道筋になり得る。ただしこのデモはLeapAIのCEOが終日オンサイトで作業したことに依存している。
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LeapAIの『出張AI顧問』は、CEOが経営者の隣に座り、その場でAIを実装するというシンプルな形式だ。第1回に選ばれたのは、東京と宇都宮を中心に不動産売買を手がけるTrustfordで、焦点は査定受付だった。一括査定サイトから届く依頼を、スタッフが毎日確認し、コピーし、記録していた。
Trustford側で注目すべきは関わる人物だ。社長のAyuki Maede氏は新卒でリクルートに入社し、SUUMOで首都圏の不動産会社200社以上を担当した後に独立した。チャットではすでにClaudeを使っていたが、ターミナル画面には寒気がしたといい、Claude Codeは導入していなかった。それがセッション中に変わった。Claudeが顧客管理シートを特定し、Chromeを操作して既存のスプレッドシートのスクリプトを点検し、安全に修正したのだ。
この回が示すのは、ツールそのものよりも仕事の任せ方だ。IwataはMaede氏が業務の流れを説明した録音をもとにClaude Codeを動かし、指示はもっと粗くてよい、目標だけ伝えて手段はAIに考えさせればよいとMaede氏に伝えた。人間が引いた線は一つだけで、社内の顧客情報を社外に出さないことだった。Iwataはこれを「新人を育てるようなもの」と表現した。この成果が、専門家が経営者の隣に終日いる場面を超えて広がるかどうかが、残された問いだ。
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