
何が起きたか
Vertivは、ラック基盤、DC電力変換、ダイレクト・トゥ・チップ液冷、監視を統合し、出荷前に工場で検証済みの事前設計アーキテクチャ「Vertiv SmartIT」を発表。世界で提供開始済み。
なぜ重要か
工場検証により統合作業を現場外に移し、試運転を設備接続に限定。ラック、電力、冷却、監視を一つのアーキテクチャで涵盖し、複数ベンダーの調整を単一発注・単一パートナーに削減できるとVertivは説明する。
誰に効くか高密度AIインフラを導入する企業ITチームやコロケーション事業者は、検証済みのラック、電力、冷却、監視を一括で発注でき、Vertivによれば現場での統合作業を施設接続に限定できる。
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VertivのSmartITは、NVIDIAとのこれまでの取り組みを土台にしている。このソリューションは以前、NVIDIA DGX™ GB300を支えるためにNVIDIAとともに導入された。Vertivは同システムを、企業向けに提供される中で最高性能かつ最大規模のAIシステムと位置づけている。この導入経験が工場検証済み設計に生かされているとみられ、Vertivによれば、施設の電力・冷却インフラに接続するだけで現場での統合作業の複雑さを軽減できる。
このアーキテクチャは、既存施設と新設データセンターの双方で取り組む企業、研究機関、コロケーション事業者向けに位置づけられている。Vertivの狙いは、現場での試運転を施設接続に限定して導入期間を短縮し、ラック、電力、冷却、監視を涵盖する単一の発注と単一のアーキテクチャによって複数ベンダー間の調整を減らすことにある。同じ構成要素は、段階間で再設計することなく、単一ラックから複数ラックへの導入まで拡張できる設計だ。
Vertivはまた、ラック単位の統合に向けたSmartRun、電力分配と監視向けのラックPDU、統合監視・制御向けのUnifyといった補完製品を挙げ、管理をラックの外へ広げる。同社は10月のNVIDIA GTC Berlinで、NVIDIA HGX™ Rubin NVL8を搭載したSmartITのデモ機を展示しており、AI需要の拡大に伴い、NVIDIAの今後のRubinベースシステムと並ぶ形でこのソリューションを位置づけていることがうかがえる。
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