
何が起きたか
KDDIとELYZAは2026年10月1日に事業を開始したELYZA Roboticsを設立し、研究から実装まで担うフィジカルAIの中核拠点とする。
なぜ重要か
ELYZAの基盤モデル技術とKDDIグループの経営資源を組み合わせ、小売・物流・製造などで予想される人手不足の解決を後押しする。
注目点
2026年から幅広い現場で実証実験を始める予定だ。
誰に効くか在庫管理や重量物の運搬、精密作業などにロボットを導入する可能性のある小売・物流・製造・サービス企業や、実証実験に参加するKDDIグループのパートナーに影響する。
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ELYZA Roboticsの設立は、経済産業省の推計によれば2040年までに生産・建設・サービス分野で労働者不足が見込まれる中で行われた。KDDIは、あらゆる産業にAIが溶け込む「AIネイティブ社会」に向けた重点分野にフィジカルAIを位置づけている。
ELYZA Roboticsは二つの能力を組み合わせることを目指す。視覚言語モデル(VLM)や視覚言語行動モデル(VLA)などのロボット基盤モデルを含む高度な研究開発と、実際の現場から作業データを収集しデジタルツインなどのシステムと連携する現場実装だ。Lawson、Altius Link、KDDI Ailet、KDDI Technology、LAC、Soracomといった多様な運用・技術の知見を持つKDDIグループ各社を活用する計画だ。
同社は三つの柱を掲げる。先進技術と周辺技術の研究開発、現場実装に基づく業務への組み込み、フィジカルAIプラットフォームの開発だ。産業用、四足歩行、ヒューマノイドなど各種ロボットを有力ベンダーから調達し、カスタマイズして顧客に提供する。2026年に実証実験を始め、その後順次導入を進める。
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