AIToday
大規模言語モデルAIビジネス・産業オープンソースAIITmedia AI+掲載日時: 2026年9月8日 10:012分で読める

生成AI「源内」、5カ月で18万人に拡大

LINEで送る
生成AI「源内」、5カ月で18万人に拡大

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    デジタル庁が開発した業務用生成AI基盤「源内」は、わずか5カ月で省庁横断の約18万人の職員に利用が拡大。AWS上にマルチクラウド対応で構築され、インフラ担当者は1〜2人で運用している。

  2. なぜ重要か

    省庁ごとにクラウド環境を分離する「サイロモデル」を採用し、通常の運用負担をかけずにセキュリティを確保。小規模チームで40以上のテナントを管理し、更新を自動展開できるため、大規模な政府展開が現実的になった。

  3. 注目点

    2026年度までに全省庁(約18万人)へ拡大する中で、この軽量な運用モデルが維持できるかが焦点。また、「源内」のオープンソース化が計画されており、他組織への展開が進む可能性もある。

この記事についてAIに質問する →

こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。

背景と解説

デジタル庁は2025年5月、自庁の業務向けに「源内」を導入し、その後各省庁へ展開。5カ月間で約18万人の政府職員に利用が広がった。政府のITプロジェクトでは規模の拡大に苦労することが多いため、これは注目に値する。同基盤はアプリケーションと制御層を分離し、小規模チームでも多数の分離環境を管理できる設計だ。特徴的な技術として、AIモデルに送る前のデータ圧縮にUnix系コマンドやパイプを活用し、入力サイズを870トークンから400に大幅に削減。一時的な認証情報やネットワーク制限といったセキュリティ対策を講じ、AIエージェントが許可された範囲外のデータへアクセスするのを防いでいる。公式スケジュールでは、2026年度までに全省庁の約18万人の職員が利用者となる見込み。今後の影響力は、予定されているオープンソース公開によって他組織が同様の設計を採用できるかどうかにかかっている。全国規模の展開で運用効率が維持できるか、システムの成長に伴ってセキュリティ体制が堅牢なまま保てるかが試される。1〜2人での運用は画期的だが、新機能が追加された際に安定性が維持できるかは未知数だ。

よくある質問
「源内」は各省庁のデータをどう守っているのか?
各省庁ごとに独立したクラウド環境を用意するサイロモデルを採用。AWSのIAMなどのサービスで不正アクセスを防ぎ、通信先を承認済みドメインに限定している。
プラットフォームの運用担当者は何人か?
インフラ担当はわずか1〜2人。GitHubからの自動展開により40以上のテナントを運用している。
ITmedia AI+元記事を読む
LINEで送る

「大規模言語モデル」の最新ニュースを、毎朝7時にお届けします

たとえば、いま届くならこの3本です

  • AI創薬、IPF試験で生物学齢を最大6歳若返りITmedia AI+ · 1時間前
  • Polaris.AI、図面向けAIソリューションを発表ITmedia AI+ · 1時間前
  • Workspace Studio、20分で文書自動作成ITmedia AI+ · 1時間前

AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。

登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

関連記事

次の記事へGoogleのAI、キャセイ試験で航跡雲温暖化40%削減