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AIコーディングGitHub Blog (AI)掲載日時: 2026年9月17日 10:00

Copilotランタイム、AIが800,000行超をRust化

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Copilotランタイム、AIが800,000行超をRust化

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    GitHubはCopilot CLI・アプリ・SDKを支えるエージェントランタイムを800,000行超の本番Rustに書き換えた。

  2. なぜ重要か

    これにより性能が桁違いに向上し、従来はチームで1〜2年かかった規模の作業を主に開発者1人が数カ月で完了したとみられる。

  3. 注目点

    書き換えは段階的に出荷され、回帰はその都度修正されたが、ライフタイムや共有状態の明示に伴う回帰が今後の焦点となる。

誰に効くかCopilot SDKを自社アプリに組み込むソフトウェア開発チームや、エージェントランタイムを運用する情報システム部門は、起動やメモリのオーバーヘッド低減といった恩恵を受けうる。

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背景と解説

Copilotのエージェントランタイムは、もともとTypeScriptとNode.js上に構築され、Copilot CLIやアプリ、SDKを支えてきた。だが、同じランタイムをVS CodeやVisual Studio、Copilot Code Review、Excelなど多様な製品が共有するにつれ、起動速度やメモリ効率、信頼性の面で制約が目立つようになった。SDKはCLIをサブプロセスとして起動しJSON-RPCで通信する構成だったため、各言語のSDKがNode実装を同梱し、プロセス間通信の負荷や二重プロセスの監視コストを抱えていた。

こうした背景から、TUIから分離され、軽量でプロセス内に埋め込め、外部関数インターフェースで各言語から扱いやすく、サプライチェーンリスクの低いツールチェーンを持つ言語としてRustが選ばれた。移植はビッグバンではなく、コンポーネント単位で段階的に進める方式が採られ、約14週間で135リリースが行われた。

成否を分けるのは、プロセス内実行への移行に伴う障害境界の扱いと、ライフタイムや共有状態の明示化に由来する回帰をどこまで抑えられるかである。恩恵を受けるのは、Copilot SDKを自社サービスに組み込む開発チームや、ランタイムを運用する情報システム部門とみられる。

よくある質問
どれくらいのコードがRustに書き換えられたのですか?
832,378行の本番Rustと468,689行のRust単体テストが生成され、別途174,675行のE2E TypeScriptテストも存在する。
なぜRustが選ばれたのですか?
C ABIを通じたプロセス内組み込み、低い起動・常駐オーバーヘッド、予測可能なリソース使用が要件だったため、それらを可能にする言語としてRustが選ばれた。
SDKはどう変わりますか?
RustランタイムはC ABIを公開し、TypeScript・Python・Go・C#・Java・Rustなど6言語のSDKがプロセス内から呼び出せるようになる。
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