
何が起きたか
Microsoft MVPの浅田和明氏がMicrosoft 365 Copilotを「編集を許可」モードにし、10日以上遅延した行を赤く塗るよう平易な言葉で指示。Copilotは正確に実行した。
なぜ重要か
条件付き書式ルールの設定や手作業でのセル絞り込みが必要だった作業が、タスクを説明するだけでできるように。商品名でのマスタ照合と不一致行のエラー表示も行った。
注目点
ピボットテーブルとグラフでダッシュボードを作る最難関のテストはITmediaのTechLIVE動画でのみ公開されており、Copilotが確実に対応できるかは本記事では未解決だ。
誰に効くか営業事務、レポート作成、データ照合などExcelを日常的に使う業務チームでは、手作業の条件付き書式やVLOOKUP/XLOOKUPの入力が平易な指示に置き換わるため、必要な数式の知識が大幅に減るだろう。
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Microsoftの「Microsoft MVP」認定を持つ浅田氏は、電気自動車メーカーの営業部門という架空のデータセットを軸にデモを組み立てた。シートには営業担当者名、商品名、販売数量、納品遅延日数が入っており、多くのチームが日常的に扱う実務ファイルそのものだ。その上で選んだ2つのタスクは、非熟練ユーザーが最もつまずきやすいものだった。遅延注文の強調表示と、テーブル同士の照合である。
1つ目のタスクでは、10日以上遅延した行に印を付けるよう指示されると、Copilotは該当行を赤く塗った。これは従来、条件付き書式ルールを設定したり、手作業でセルを絞り込んで色を付け直したりしていた作業だ。2つ目では、商品名をキーにしてマスタリストと照合しながら単価列を更新し、照合できなかった名前には浅田氏の要望どおりエラーを表示した。これは通常VLOOKUPやXLOOKUPが必要とする手順、すなわち検索値、範囲、列番号、照合の種類を指定する作業にあたる。
最後のデモ、ピボットテーブルとグラフでレポートを作る作業については、記事は結論を出さず、代わりにITmediaの動画チャンネルを案内している。つまりExcelを多用するチームにとっての実務的な問いは、こうした多段階の作業が最初の2つと同じように機能するかどうかだ。ここで示された小規模なデモを見る限り、より単純な編集・照合タスクはすでに手の届く範囲にあると言える。
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