
Ropediaがロボット訓練用のヘッドマウント型ウェアラブル「HOMIE Gen2」を発表。
360度視野で人間の活動を捉え、AIモデルに高品質データを提供することを目指す。
何が起きたか
シンガポールのRopedia Pte. Ltd.は、ロボット訓練用に人間の動作データを記録するヘッドマウント型ウェアラブル「HOMIE Gen2」を発表した。ロボット訓練向けとして初の360度視野を持つ一人称視点キャプチャデバイスとされる。
なぜ重要か
ロボット訓練データの多くは人間の作業映像から得られるが、すべてがそのまま活用できるわけではない。HOMIE Gen2は、ロボットの設置位置に合わせたカメラ視点で映像を撮影するため、AIモデルを斜めや遠方からではなく「運転席」に置くことができる。国内のロボット開発企業は、より低コストで高品質な動作データを得られる可能性がある。
注目点
本製品は4つのカメラ映像、空間オーディオ、モーションデータを50マイクロ秒以内のハードウェア同期で記録する。導入速度は前世代比で10倍、フルラボ撮影の約12分の1のコストで済む。価格は非公表だが、法人向けに単体またはバンドルで提供する。
HOMIE Gen2の発表は、Ropediaが先月、エンジニアリング体制の拡大に向けて2200万ドルのプレシリーズAラウンドを調達した後に続く。同社は、大規模言語モデルと同様に物理AIにもスケーリング則が適用されると強調するが、データは実際に作業を行う人間から得られる必要がある。HOMIE Gen2は、一人称視点の没入型データを提供することで、AIモデルに高品質なデータを届けることを目指す。1回のセッションで複数の対象タスクをキャプチャでき、外部リグなしでどの環境にも簡単に導入できるため、多様な環境でロボットを訓練する企業にとって実用的なツールとなる可能性がある。
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