
何が起きたか
Appleの6月期売上高は16.4%増の1094億2000万ドル、粗利率は50.1%に達した。
なぜ重要か
Appleは売上の多くを利益として残す一方、MicrosoftはAIデータセンターに巨額を再投資しており、両社とも予想を上回ったものの利益の軌道は分かれつつある。
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両社とも直近の決算で予想を上回ったが、対照的なのは売上を利益に変える力だ。Appleの6月期営業利益は26.57%増と、売上高の16.4%増を上回る伸びで、粗利率の拡大を示した。ただしそこには警告も伴う。関税還付が約2ポイント押し上げたほか、メモリー価格が上昇しており、Tim Cookは「メモリー価格の100年に一度の洪水」と表現した。Appleはまた、自社データセンターと第三者クラウドを組み合わせたハイブリッド型AIと、Siri AIを端末上で動かすことで、インフラ支出を軽く抑えている。
Microsoftは売上高18.8%増とより速く成長したが、販売がAzureに移る中でMicrosoft Cloud粗利率は66%に低下した。設備投資452億ドルによりフリーキャッシュフローは186億ドル、営業キャッシュフローは580億ドルとなり、再投資が現金の大半を吸収している。CFOのAmy Hoodは「設備投資の1ドルごとに、時間をかけてより多くの売上と高いリターンを支える可能性がある」と述べ、これは73%増の6770億ドルの商業受注残によって裏付けられている。
Appleの株価は利益の約45倍で推移し、Microsoftの29倍を上回る。株価は年初来でAppleが27.12%高、Microsoftが8.6%高だ。今後の決算では、Appleの9月期粗利率が7月見通しの47%〜48%に収まるか、Microsoftの効率改善が設備投資のピーク前にクラウド粗利率を押し上げるかが問われる。
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