
何が起きたか
AMDは火曜に約3%上昇し649.42ドルの新高値を付けた。MetaのMuseはAMD搭載、OpenAIのDotsはAMD EPYC CPUで動く。
なぜ重要か
AIハードでNvidiaが主導してきた中、投資家がエージェント急増でAMDのチップに一部の処理が移ると見ていることを示す。
注目点
Morgan StanleyはMuseの提供コストを月3ドル〜130ドル、1ユーザー平均37ドルと試算。DLが500万件を超えても採算が保てるかが試金石だ。
誰に効くかまず影響を受けるのはAMDの投資家とデータセンター向けハードの購入者だ。Morgan StanleyはMetaのエージェントがAMDの2026年チップ売上の20%を占めうると試算しており、予測はエージェントを大規模にどれだけ安く提供できるかにかかっている。
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個人向けAIエージェントの急増は、ChatGPTの登場と生成AI時代でNvidiaのGPUが主役となってきたここ数年の後、AMDとIntelに新たな息吹を与えている。CPUはかつてコンピューターサーバーの主力だった。今、単独で何時間も働ける長時間稼働のエージェントを支える形で復権している。Metaは9月上旬にMuseを投入し、2週間足らずでApple App Storeの首位に立った。OpenAIは先週、エージェントのDotsを公開した。
仕組みがここでは重要だ。推論、つまりAIモデルの処理は依然GPUが担うが、エージェントにはCPUも要る。CPUがワークフローを実行し、GPUが思考を担うからだ。MetaとOpenAIは仮想マシンを使い、サーバーをより軽い仮想コンピューターに分割する。1台のサーバーで数十人のユーザーを支えられる。AMDのEPYCプロセッサーには最大192のCPUコアを持つものがあり、CPUはGPUより安い。NvidiaのGPUはEPYCチップ1個の10倍以上の価格になることもあり、通常は数百〜数千個単位で販売される。
結果を左右するのは、そのコスト優位が持続的なシェアにつながるかどうかだ。AMDのデータセンター売上高は6月までの四半期に2倍超の67億ドルとなり、総売上のほぼ60%を占めた。AMDは7月、CPU市場の半分超を取るとの見通しを示した。だがMetaは設計上ほぼCPU非依存と説明し、OpenAIは複数のCPUベンダーを使い、クラウド事業者はArmベースの独自チップを造っている。AMDの現在の優位は盤石というより、守るべきリードに見える。
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