
何が起きたか
9月25日、バンク・オブ・アメリカはアドバンスト・マイクロ・デバイセズの買い評価を再確認し、目標株価を620ドルから720ドルに引き上げた。サーバーCPU市場の拡大が根拠。
なぜ重要か
同銀行は、AMDが販売する市場が2030年までに3倍超に拡大し、同社がより大きなシェアを握ると見ており、アナリストは以前より大きな上昇余地を織り込んでいる。
注目点
AMDの株価上昇で時価総額は1兆ドルに達した。第2四半期にデータセンター売上高が107%増の67億2000万ドルとなった後だけに、勢いが続くかを見極めたい。
誰に効くかこれは、AMDをすでに保有している投資家や180%超の上昇後に参入を検討している投資家、そしてAMDのプロセッサと競合製品のどちらを選ぶかというデータセンターインフラ計画者にとって最も重要だ。1兆ドルの時価総額は、こうした買い手がBofAの予測する成長の多くをすでに支払っていることを意味する。
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今回の更新は、AIインフラの構築方法の変化を踏まえたものだ。CPUをGPUの補助と見なすのではなく、BofAは、CPUがGPUを補完し、複雑なAIシステムでワークロードを調整しデータを管理する役割を強めると見ている。それはすでにAMDの数字に表れている。クライアント事業の売上高はRyzenの好調で前年同期比23%増の31億ドル、データセンター売上高はEPYCサーバーCPUとInstinct GPUにけん引され、第2四半期に107%増の67億2000万ドルとなった。
AMDの立場は単一のチップ分野よりも広い。同社はEPYC CPUとInstinct GPU、ネットワーク技術を組み合わせたプラットフォームを提供しており、BofAはこれをAIインフラ全体の拡大から恩恵を受ける手段と見ている。注目すべきは、この見方がAMDによるNvidiaのAIアクセラレータ支配の置き換えを前提としていないことだ。同銀行はAMDを、市場の勝者総取り challenger ではなく、成長市場の参加者として評価していることを示唆する。
より難しい問題は、株価がすでに何を織り込んでいるかだ。AMDの株価上昇で期待は大幅に高まり、時価総額は1兆ドルに達した。そのため結果は、AMDのAI構想がこの水準を正当化できるかどうかにかかっている。上昇後に株を保有する投資家にとっての試練は、データセンターとクライアントの売上高が、より高い目標株価を正当化できるペースで複利成長を続けるかどうかだろう。現時点でその根拠は、AMD自身のガイダンスではなくBofAの市場予測に依存している。
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