
何が起きたか
エクサウィザーズはふくおかフィナンシャルグループとの業務提携を強化する。FFGが2026年10月に発表した「AIファーストの組織変革」のサービスセンター事務作業が対象である。
なぜ重要か
両社は申請から保管までの業務フロー全体をAIエージェントとRPAで再設計し、手作業の入力や紙の処理から、結果の確認・承認を行う業務へと職員の役割を移すことを目指す。
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この提携は、エクサウィザーズが2025年5月にFFGと結んだ業務提携を発展させたものだ。両社はすでに、問い合わせ対応や書類確認、暗黙知の形式知化といった本社業務に生成AIを適用してきた。こうした取り組みで本社業務におけるAIの有効性が確認できたため、今回、対象を事務業務全体に広げる。発表はそう説明している。
FFGが挙げる事務業務の課題は具体的だ。手続きは依然として紙が中心で、各段階で目視確認や問い合わせ、データ入力が発生し、書類が不完全だと差し戻しと再入力が繰り返される。FFGは個々の工程をAIに置き換えるのではなく、三つの方針に基づいて業務プロセスを端から端まで再設計する。申請のウェブ化・システム化、AIエージェントとRPAによる確認・入力、既存のルールにとらわれない業務プロセスの見直しだ。
2026年8月に福岡拠点のグループ会社として設立されたエクサフォワード九州が支援の中心を担い、コンサルタントとエンジニアがFFGの職員とともに現場で業務にあたる。エクサウィザーズは、この取り組みで得たノウハウを、全国に先駆けて人口減少が進む九州の自治体や企業のAI導入にも生かすことを検討するとしている。
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