
何が起きたか
Claude Codeのdeny設定は「git push」「Bash(git push *)」でもgit -C . push origin mainやgit 'push' origin mainに一致しない。PreToolUse hookでsubcommandを見分けるscriptを書き22形・7形が期待どおり。
なぜ重要か
指示ファイルは方向づけのみで許可範囲を変えず、止めるのはpermission rule・mode・hookと公式文書も示す。denyだけでは別の書き方を止められず見落としが生じうる。
こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。
筆者は小さな事業者むけの業務ソフトを一人で作り、開発をAIエージェントに任せている。金や個人情報をあつかうため、AIにまかせるのはcommitまでと決め、pushとmergeは人がやる運用にした。最初はCLAUDE.mdに書いてsettings.jsonで禁止すれば足りると考えたが、denyは命令の文字列と照合されるため、git -C . push origin mainのような書き方やすり抜けが公式ドキュメントにも示されていた。
そこでBashなどの道具を使う直前に動くPreToolUse hookを使い、命令を語に分けてgitのsubcommandを見分けるscriptを書いた。hookは終了コード2で命令を止め、allowのruleやpermission modeより先に効く。止めた理由はstderrに書くため、Claudeはそれを読んで人に頼むなど別のやり方に切り替える。
ただしhookは強い境界ではない。保存済みの認証情報はAIのプロセスからも使え、hookの設定はAI自身が書き換えられる。筆者は権限そのものを分ける方法としてAIだけが使うOSアカウントを選んだ。GitHub側でbranchを守る手もあるが、privateリポジトリでは有料プランが必要になる。
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