
何が起きたか
Palo Alto NetworksはAnthropicのProject GlasswingでClaudeモデルを使い、従来見逃した脆弱性を発見した。
なぜ重要か
ClaudeエージェントがModel Context Protocol(MCP)経由でリポジトリを読み変更しツールを呼ぶ中、侵害スキルや過剰権限がリスクとなる。
誰に効くかClaude CodeやカスタムClaude APIエージェントを運用する企業のセキュリティチームとプラットフォームチームが直接の対象となる。これらの制御は、そうしたエージェントが使うプロンプト、ツール呼び出し、IDを標的とするためだ。開発者がClaudeの速度で構築できるのは、セキュリティチームが各エージェントのアクセス範囲を可視化し、ガバナンスできる場合に限られる。
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Palo Alto Networksはこの変化を、新しい製品カテゴリーというよりも、セキュリティが監視すべき対象の変化として位置づけている。Claude Codeを使う開発者は、その権限の範囲内で、プライベートリポジトリを読み、シークレットにアクセスし、ファイルを変更し、コマンドを実行し、Model Context Protocol(MCP)経由でツールに接続できる。それが数千人の開発者、エンドポイント、スキル、統合に広がり、さらにClaude.aiやClaude Desktopを使う従業員やClaude APIでカスタムエージェントを構築するチームが加わると、問いは「従業員がどのアプリケーションにアクセスできるか」から「AIシステムが何を見て、変更し、何に基づいて行動するか」へと移る。同社が掲げるアプローチは、AIのライフサイクル全体にわたって発見・評価・保護・ガバナンスを行うことで、AIコーディングから始めてナレッジワークや自律エージェントへ拡張する。発見の面では、Cortex Agentic Endpoint Securityが開発者環境内のコーディングエージェント、拡張機能、MCPサーバーを可視化し、セキュリティチームに大規模なシャドーAIへの可視性を提供する。導入前には、Prisma AIRS AI Supply Chain Securityがモデルとエージェントスキルをスキャンして悪意あるコードやバックドアを検出し、AI Red Teamingがエージェントのワークフローをテストして悪用可能な弱点を探す。実行時には、Prisma AIRSがClaude Enterpriseのネイティブ推論フックを通じて管理対象のプロンプトを検査し、開発者エンドポイント上のClaude Codeについてはプロンプト、応答、MCPツール呼び出し、対応するネットワーク通信を検査する。Agent Identity Securityは検証可能なエージェントIDとジャストインタイムの最小権限アクセスを提供し、常設の認証情報への依存を減らす。ガバナンスはPrisma AIRS AI Gatewayが担い、LLM、MCP、A2Aのトラフィックに一元化したポリシーを適用し、クォータとレート制限を実施する。利用分析では、AIがどこでどれだけのコストで使われているかを示す。同社は全体をAI時代のプラットフォーム化と表現し、提携の理由として、最先端AIがソフトウェアの防御方法と、その構築・運用方法の両方を変えつつあることを挙げている。
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