
何が起きたか
fcuroは10月26日、キヤノンメディカルシステムズと提携したと発表した。両社の製品・技術の認知拡大を図り、医療機関での診断画像AIの利用拡大を目指す。
なぜ重要か
両社は医療機関でのAI利用拡大には製品・技術の発信が必要と見ており、提携は診断画像AIの普及を狙うもの。fcuroは今後、より多くの医療機関で有効性の検証を進める計画だ。
誰に効くかCTやMRIなどの診断画像機器を使う医療機関では、AI読影支援ツールの認知促進や検証が進む可能性がある。製品・技術の発信を担うfcuroとキヤノンメディカルシステムズの担当者は共同の認知活動を進める。
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大阪を拠点とする医療AIベンチャーのfcuroは、医師が大量のCT画像を迅速に確認する必要がある救急現場向けのツールとしてERATSを開発した。数百枚から1,000枚超の画像から医師が注目すべき画像を約10秒で提示し、専用アプリでCT画像とAI解析結果を同時に確認できる。これまでERATSは限られた医療機関で研究目的に使われてきた。
国内でCT、MRI、超音波などの診断画像機器や医療ITソリューションを販売・サービスするキヤノンメディカルシステムズとの提携は、両社の製品・技術の認知度向上を軸としている。fcuroは、医療機関でのAI利用拡大には製品・技術の発信が重要だと説明しており、提携は特定製品の統合ではなく、幅広い普及を後押しする狙いとみられる。
今後、fcuroは提携を機に、より多くの医療機関で検証を行い、有効性の実証に取り組む計画だ。検証がどの程度早く進むかによって、ERATSが研究利用の枠をどこまで広げられるかが変わり得るが、発表では時期や対象機関数は明示されていない。
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