AIToday
大規模言語モデル音声・スピーチAIビジネス・産業SiliconANGLE AI掲載日時: 2026年9月16日 10:01

Google、Gemini 3.8 Live発表

LINEで送る
Google、Gemini 3.8 Live発表

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    GoogleはGemini 3.8 LiveとGemini 3.8 Live Extended Thinkingを発表、Extended ThinkingはArtificial Analysis Speech to Speech Quality Indexで82.6を記録した。

  2. なぜ重要か

    会話の途中でサードパーティのツール呼び出しをバックグラウンド実行し、会話を止めずにエージェントが行動できるとGoogleは説明する。

  3. 注目点

    Extended Thinkingのベンチマーク首位は企業ユーザーの採用にかかっている。Gemini API展開時の音声入力0.005ドル/分、出力0.018ドル/分の価格に注目だ。

誰に効くか音声アシスタントやカスタマーサービスエージェントを構築するプロダクト・エンジニアリングチームは、会話を止めずに通話中にツールを呼び出せる選択肢を得る。一方、Google WorkspaceとGemini Enterpriseのプレビューを評価する企業ITチームは、分単位の音声価格を比較検討することになる。

この記事についてAIに質問する →

こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。

背景と解説

Googleは新しい音声モデルを、音声AIエージェントに対するある具体的な不満を軸に打ち出している。アシスタントが何かを調べるために話すのをやめたときに生じる、あの気まずい沈黙だ。Gemini 3.8 LiveとGemini 3.8 Live Extended Thinkingは、会話が自然なペースを保ったままツールやAPIの呼び出しをバックグラウンドに押しやるよう設計されており、エージェントは「確認しますね」といった初期の口頭合図でリクエストを認識し、やり取りを続けられる。

今回の発表はベンチマーク上の位置づけに大きく依存している。Googleによると、Gemini 3.8 Live Extended ThinkingはArtificial Analysis Speech to Speech Quality Indexで82.6を記録し、GPT-Live-1-AstraとGrok Voice Think Fast 2.0を上回った。一方、Gemini 3.8 LiveはSpeech Agent Arenaベンチマークで2位、ServiceNowのEVA-Benchで1位となった。両モデルには開発者向けの実用的な配慮もある。97言語対応、ほぼリアルタイムの視覚グラウンディング、Vercel、Agora、LiveKit、Pipecat、Fishjam、Vision Agentsといったパートナープラットフォーム経由の統合、そして誤情報検出を助ける生成音声ファイルへのSynthIDウォーターマークだ。

次に何が起きるかは、ベンチマークよりも採用にかかっている可能性が高い。両モデルはGemini APIとGoogle AI Studioを通じて開発者に届けられ、Gemini EnterpriseとSearch Liveでは企業向けプライベートプレビューが提供される。価格は音声入力が0.005ドル/分、出力が0.018ドル/分に設定された。これらの数字とバックグラウンドでのツール呼び出しが実際の導入で持ちこたえれば、Googleの音声スタックは会話型エージェントを構築するチームにとって、より魅力的なデフォルト選択肢になるかもしれない。ただし本文は、顧客がどう反応するかについての証拠をまだ示していない。

よくある質問
新しいGoogle音声モデルの料金はいくらか?
Googleによると、標準のGemini 3.8 Liveは音声入力が0.005ドル/分、出力が0.018ドル/分。Extended Thinkingモデルは推論トークンや動画・文書などの追加入力にも課金される。
Gemini 3.8 Liveはどこで使えるか?
Googleによると、Gemini 3.8 LiveはGemini APIとGoogle AI Studioで利用可能で、Gemini EnterpriseとSearch Liveでは企業向けプライベートプレビューとして提供される。Gemini 3.8 Live Extended Thinkingは同じ経路に加え、サブスクライバー向けにGoogle WorkspaceのDocs・Gmail・Keep経由、およびGemini Liveアプリでも利用できる。
対応言語は?
Googleによると、両モデルは97言語の音声を理解・生成でき、自動言語検出と会話途中の言語切り替えにも対応する。
SiliconANGLE AI元記事を読む
LINEで送る

「大規模言語モデル」の最新ニュースを、毎朝7時にお届けします

たとえば、いま届くならこの3本です

  • Profound、18億ドル評価で1.8億ドル調達SiliconANGLE AI · 2時間前
  • SalesforceがDreamforceでNvidiaと組んだKoa、Anthropicと組んだClaudeforceを発表SiliconANGLE AI · 2時間前
  • 日立:AI時代に必要なのはCOBOL人材でなくエンジニアITmedia AI+ · 2時間前

AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。

登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

関連記事

Newell Brands、AI導入に内部監査関与

Newell BrandsのVP兼最高監査責任者Keri Tracy氏はtheCUBEに対し、主要なAI導入には監査が関与しており、おそらく自社独自だと述べた

NEWSiliconANGLE AI2時間前

AIUC、フロンティアAIモデル監査へ4000万ドル調達

AIUCはRibbit Capital主導のシリーズAで4000万ドルを調達し、これまで認証対象としてきたAIエージェントだけでなく、フロンティアAIモデル自体の監査に乗り出す

NEWSiliconANGLE AI2時間前

FactoryがAIで2億ドル調達

FactoryはBlackstone、Khosla Ventures、Sequoia Capital、NEAなどの支援を受けて2億ドルを調達したと発表

NEWSiliconANGLE AI2時間前

SalesforceがDreamforceでNvidiaと組んだKoa、Anthropicと組んだClaudeforceを発表

SalesforceはDreamforceで、NvidiaのNemotronオープンウェイト基盤で構築した推論モデルKoaと、37の既製営業スキルを導入するClaudeforceを発表した

NEWSiliconANGLE AI2時間前

Profound、18億ドル評価で1.8億ドル調達

ProfoundはSequoia CapitalとKleiner Perkinsが共同で主導したシリーズDで、18億ドル評価にて1億8000万ドルを調達した

NEWSiliconANGLE AI2時間前

ITRI台南で技術25件を披露

ITRIは9月15日、台湾・台南で「ITRI Innovation Day」を開催し、研究グループとスタートアップチームがAI、スマートロボティクス、無人車両の分野にわたる25件の学際技術を発表した

NEWDIGITIMES Asia2時間前
次の記事へITRI台南で技術25件を披露