
何が起きたか
Anthropicが南米の大手通信会社SK Telecomに高度なAIモデル「Claude Mythos」と「Fable 5」へのアクセスを許可したことに対し、トランプ政権がSK Telecomとの関係を懸念。6月9日にFable 5が一般向けにリリースされた後、Amazonが同モデルのセキュリティ脆弱性を指摘したことも重なり、政権はAnthropicに外国籍者(米国内の移民を含む)へのアクセス取り消しを命令しました。
なぜ重要か
Anthropicはユーザーの国籍に基づいたアクセス制限が実装難であり、プライバシーも損なわれると判断して、Mythosとは Fable 5の全面的なアクセス停止を決定。これまでの数日間の交渉後も、ホワイトハウスとAnthropicは両モデルの再開について対立したままです。政権がAI企業の技術管理を疑問視する姿勢が明確になり、安全保障懸念がAI規制に直結する事例となった。
注目点
SK Telecomは2023年に$100 million(約160億円)を投資してAnthropicとの商業パートナーシップを形成。同社はProject Glasswing(脆弱性検出に長けたMythosの早期アクセスプログラム)の約150社中の1社でしたが、政権の要求に応じてすぐにアクセスが取り消されました。SK TelecomはChina Unicomとの過去の関係(2006年に$1 billion(約1600億円)の転換社債投資、2009年に約$1.3 billion(約2100億円)で売却)を持ちますが、現在の中国事業からの収益は約$1.9 million(約3億円)と限定的です。
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