AIToday
大規模言語モデルオープンソースAIGIGAZINE AI掲載日時: 2026年10月19日 16:00

PS5LM PlusがPS5上でAIモデルを実行

LINEで送る
PS5LM PlusがPS5上でAIモデルを実行

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    PS5LM Plusは脱獄PS5上でGGUF形式のllama.cppモデルを12GiBのメモリとVulkan経由のGPUで実行し、Qwen3.8-27Bが毎秒20.7トークンだった。

  2. なぜ重要か

    ペイロードではなくホーム画面アプリとして動くためメモリとGPUを大幅に使え、ゲーム機が同一ネットワーク上の他端末にAIの回答を提供できる。

誰に効くか脱獄したPS5を持つゲーム機愛好家はローカルAIモデルをホストし、PCやスマートフォンのブラウザから利用できるようになる。コーディング支援ツールを試す開発者にとっては、ゲーム機の限られた入力処理速度が制約となる可能性がある。

わからないところ、AIに聞けます

質問と回答はこのページに公開されます。

こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。

背景と解説

PS5LM Plusは開発者が直面した技術的制約から生まれた。脱獄後にllama.cppをペイロードとして読み込むと、プログラムのメモリは約6GiBに制限されGPUも使えない。代わりにホーム画面から起動するアプリとして作ることで、利用可能なメモリは12GiBに増え、Vulkan経由のGPU加速が可能になる。llama.cppのVulkan対応と、PS5向けに移植したドライバーを組み合わせた形だ。

開発者の計測は、この妥協が何をもたらすかを示す。270億パラメータのQwen3.8-27Bの量子化版は毎秒20.7トークンでテキストを生成し、はるかに小さい1.9GiBのLlama 3.2 3B Instruct Q4_K_MをUSBドライブから読み込んだ場合は毎秒124トークンに達した。アプリはモデルの選択とメモリ割り当ても自動で行い、空きメモリを確認してコンテキストとキャッシュの設定を調整するため、ユーザーが手動で調整する必要はない。

チャット以外にも、OpenAIとAnthropicのAPIへの互換性により、コーディング支援ツールがPS5上のモデルを動かせる。開発者によると、opencode、Codex、Claude CodeはいずれもPythonファイルを編集して2つの値を合計する関数を追加できた。ただし入力処理は依然としてボトルネックで、Qwen3.8-27Bはプロンプトを毎秒35〜50トークンで処理するため、2万トークンの入力では応答が始まるまで数分かかることがある。

よくある質問
PS5LM Plusを動かすには何が必要ですか?
脱獄したPS5、非公式アプリの実行に必要なツール、そしてブラウザから質問を送るための同一ネットワーク上のPCかスマートフォンが必要です。
PS5LM PlusはどのAIモデルを実行できますか?
llama.cppが対応するGGUF形式のモデルファイルで動作し、Hugging FaceからPS5上で直接モデルを検索・ダウンロードすることもできます。
コーディングツールはPS5上のモデルに接続できますか?
はい。このアプリのAPIはOpenAIとAnthropicのAPIに互換性があるため、opencode、Codex、Claude Codeなどのツールがコード編集の指示をモデルに送れます。
LINEで送る

あなたの仕事に関係するAIニュースを、毎朝お届けします。

業界と使っているAIツールを選ぶと、仕事に関係するニュースが毎朝届きます。

登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。AIはこの記事・AIToday の過去記事・Wikipedia を読み、出典を付けて答えます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

質問と回答はこのページに公開されます。

関連記事

次の記事へDeepSeekが低料金の新AIモデル発表