
何が起きたか
LINEヤフーの赤間氏、山口氏、佐藤氏によると、Agent iは30以上のドメインエージェントを共有メモリー、ルーティング、汎用エージェント、LINEとYahoo! JAPANにまたがるログインで連携させる。
なぜ重要か
この基盤により、単一の入口からLINEとYahoo! JAPANのデータを活用でき、AIが日常のさまざまな場面で回答を個別化できる。同社はこれを主要な差別化要因と見ている。
誰に効くかLINEとYahoo! JAPANのユーザーは、ショッピングや外出、日常の質問にわたって好みを記憶する1つのアシスタントを得られる見込みだ。ドメインエージェントを開発するエンジニアも、個別の接続ではなく共通プラットフォームを利用できるようになる。
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Agent iは2026年4月、第1波のドメインエージェントとともに発表されたが、チーム自身の説明によれば、画像入力もメモリーもなく、ルーティングも一部にとどまっていた。インタビューではその後の展開が語られた。多くの機能が短期間に投入され、社内部隊の働き方も変わった。各ドメインエージェントを単独で作るのではなく、開発は徐々に共通基盤の上へ移っており、第2波・第3波のエージェントが社内で進行中だ。
チームが難題として挙げるのはメモリーとルーティングだ。メモリーはユーザーが誰であるかという構造化情報を保持し、山口氏は世界でも確立されたベストプラクティスはないと指摘する。データが個人的なものだけに、何を保存し何を残さないかをチームは天秤にかける。ルーティングは30以上のエージェントから選ぶ必要があるが、選択が正しかったかについてユーザーからの確かなフィードバックがなく、評価そのものが設計課題になる。
規模ももう一つの論点だ。佐藤氏は、エージェントとLINEヤフーのサービス上の接点が増えれば処理量とLLM利用コストが上がるため、より高速で安価、かつ調整しやすいシステムが重要になると話す。同社はその見返りをリーチで示す。1億人超のユーザー、100超のサービス、100万超のビジネスアカウントという資産を、赤間氏と佐藤氏はユーザーをよく知るAIの強みとして挙げる。
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