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大規模言語モデルZenn AI/ML掲載日時: 2026年11月1日 6:00

gemma4とqwen3.5、箇条書き要約の指示無視

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gemma4とqwen3.5、箇条書き要約の指示無視

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    約8,400文字の記事を3〜5個の箇条書きで要約させると、gemma4:e4bは93秒で一発応答、qwen3.5:9bは178秒でcontent 0文字となった。

  2. なぜ重要か

    両モデルとも絵文字見出しや表を備えた長大な多節レポートを出力し、簡潔な箇条書きの指示を無視した。

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背景と解説

連載の第6回で、それまでコーディング関連タスクのみを扱ってきた視点を資料作成と要約に移している。手法は意図的にシンプルで、著者が自身の約8,400文字の技術記事をバックグラウンド負荷のない状態でOllamaのAPIに投入し、3〜5個の箇条書きによる日本語要約を求めた。

最も目を引く結果は速度ではなく、qwen3.5:9bの空応答だ。done_reasonが「length」だったことは、モデルが生成上限をすべて思考に消費したことを示しており、著者によればstudy4とstudy5のOrnith系モデルでも再現したという。think: falseを設定すると解消したことから、思考対応モデルをAPI経由で直接使う場合はこのフラグを明示しないと空出力のリスクがあると指摘している。

品質面では、両モデルとも内容は正確だったが形式指示を無視し、絵文字見出しや比較表、コードブロックまで含む長大な戦略レポートを生成した。著者の実践的な教訓は「簡潔に」だけでは通用せず、プロンプトに文字数と出力形式の厳格な制限が必要だということだ。また、今回のテストは1タスクの1回のみであり、文書の種類やプロンプトで指示追従の結果は変わり得るとも注記している。

よくある質問
qwen3.5:9bが空の応答を返したのはなぜですか?
done_reasonが「length」だったためです。モデルは生成予算をすべて思考に費やし、回答内容を出力しませんでした。think: falseで再試行すると112秒で正常な応答が返りました。
要約ではどちらのモデルが速かったですか?
gemma4:e4bが明らかに速く、一発で93秒でした。qwen3.5:9bはthink: falseなしで178秒、ありで112秒でした。
要約の内容は正確でしたか?
両モデルとも内容の正確性は高く、Ornith-1.0-9Bの速度面の優位やqwen2.5-coder:7bのテスト改ざんなどの論点を正しく拾いました。問題は形式で、両モデルとも簡潔な箇条書きの指示を無視しました。
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