
何が起きたか
Southern Copperが年初来109%上昇し、NVIDIAの34%を約3倍上回った。LMEの銅価格は史上最高値の$14,533 per tonに達した。
なぜ重要か
AI建設に欠かせない銅の需要が急拡大すると予想される。S&P Globalは2040年までに世界の銅需要が42 million metric tonsに達し、50%増加すると予測している。
注目点
Southern Copperの株価は簿価の約13倍で、アナリストのコンセンサス評価は現在の株価を下回る。銅価格の反落やペルー政治リスクが焦点となる。
誰に効くかAI関連株への投資を検討している投資家は、GPUなどの半導体だけでなく、データセンター建設に必要な銅などの素材産業にも注目すべきだ。また、電力会社や送電網関連企業の調達担当者も、銅価格の高騰が今後のインフラコストに影響を与える点を注視する必要がある。
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半導体株一辺倒だったAI投資の流れが、銅という素材にシフトしつつある。その背景には、AIコンピューティングの構築に必要な物理的インフラがある。データセンターの建設にはGPU(AI処理に特化した半導体)だけでなく、電力を供給するためのケーブルや変圧器に大量の銅が必要であり、データセンターの電力消費拡大が銅需要の新たな柱となっている。
今回の上昇を主導するSouthern Copperは、Q2 fiscal 2026でEPS $2.01を記録し、銀やモリブデンなどの副産物収入増により生産コストを削減した。しかし、同社の株価は簿価の約13倍と割高感があり、アナリストのコンセンサス評価も現在の株価を下回る。今後の焦点は、AI関連需要が予想通り持続するかどうか、そして銅価格の変動と鉱山の政治リスクがどれだけ業績を左右するかにある。投資家はこれら不確実性を認識した上で、素材株への投資判断を下す必要がある。
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