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大規模言語モデルAIコーディングAIビジネス・産業Zenn AI/ML掲載日時: 2026年10月19日 22:00

Claude Codeの原価二重計上で黒字が赤字に

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Claude Codeの原価二重計上で黒字が赤字に

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    車用品個人販売の事業者がClaude Codeで受注管理システムを作成。AIが仕入れ原価を明細ごとに適用し二重計上、36,636円の黒字が94,273円の赤字と報告された。

  2. なぜ重要か

    AIは嘘をついたのではなく、計算単位を明細ごとと誤認しただけだった。しかし自信満々の回答で、事業者は値上げや出品停止をしかけた。

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背景と解説

事業者は車用品のネット販売を一人で営み、商品ごとの売上と仕入れ実額を比べる受注管理システムをClaude Codeと作った。罠は構造的だった。1つの注文に複数の明細が入り得る一方、在庫の発注は注文ごとに1回。注文単位の仕入れ原価全体を各明細に適用したことで原価側が2倍になり、黒字商品が94,273円の赤字に見えた。

同じ月に2件目の同種のミスも起きた。顧客から受け取る送料を省いたため卸売販売がほぼ赤字という計算結果が出たが、この収入を加えると卸売は2〜9%の黒字だった。いずれもAIは自信を持って誤っており、1件目では事業者は値上げや出品停止という誤った数字に基づく行動をしかけた。

事業者が取った対策は3つの習慣だ。数字がどの単位で集計されたかを尋ねる、1件を電卓で手で検算する、どの収入や費用が抜けているかを尋ねる。仕入れ原価と売上を注文単位で突き合わせるという修正はClaude Codeのメモリーに書き込まれ、同じミスの再発を防いでいる。数字を検証する人間の実務的な役割を示す事例だ。

よくある質問
商品が黒字なのに、なぜAIは赤字と報告したのか?
AIは各注文の仕入れ原価合計を、その注文内のすべての明細に適用した。1注文に明細が2つあれば原価が2倍になり、売上は変わらないため、黒字商品が赤字に見えた。
事業者が同月に見つけた別の計算ミスは?
別の計算で、顧客から受け取る送料を計上し忘れたため卸売販売がほぼ赤字と出た。この収入を加えると、卸売は2〜9%の黒字だった。
同じミスの再発をどう防いでいるか?
事業者は修正内容をClaude Codeのメモリーに書き込んでいる。仕入れ原価と売上は必ず注文単位で突き合わせる、という一行だ。
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