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ロボティクスITmedia AI+掲載日時: 2026年10月22日 19:01

JAXA後押しの新興、宇宙AI端末を披露

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JAXA後押しの新興、宇宙AI端末を披露

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    SpaceBlastがJapan IT Week 秋 2026で約60TOPSのTENEDGE COREをTENEDGEとともに披露した。

  2. なぜ重要か

    衛星上で小型AIモデルを動かし、MB級の生データをKB級のメタデータに変換してから地上に送る設計で、限られた衛星帯域を有効活用できる可能性がある。

  3. 注目点

    JAXAの支援を受けるこのプロジェクトは2031年度まで続き、少なくとも2基の衛星と宇宙ステーションで技術を実証する計画だ。

誰に効くか軌道上でデータを前処理できれば、衛星事業者や地球観測データの利用者が恩恵を受ける可能性がある。エッジコンピューティング機器のサプライヤーには耐放射線設計の需要が生まれるかもしれない。

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背景と解説

SpaceBlastの取り組みは、AI需要の拡大とSpaceXなど企業主導で加速する宇宙開発という二つの潮流の交差点にある。衛星は大きな画像を撮影するが、その生データを限られた回線で地上に送るのは難しい。TENEDGEの手法は、衛星上で小型言語モデルによりデータを処理し、抽出したメタデータだけを送るというものだ。同社はTENEDGE SPACE AI CLOUDも構想しており、地上のユーザーがデータの条件を指定すると、宇宙上のモデルがそれに応じてデータを処理する仕組みで、地上側の部分はまだ計画段階にある。SpaceBlastの構想はTENEDGEの開発を対象とする今回のJAXA支援の範囲を超える。複数のエッジコンピューターを軌道上に配置して宇宙データセンターのように運用し、建設や都市開発、農業向けに衛星画像を効率よく取得する用途などを思い描く。国内の月測位の取り組みと組み合わせ、月面データセンターの構築・運用に役立つ可能性も見込む。ただ開発は始まったばかりだ。JAXA支援のプロジェクトは4月に始まり2031年度まで続き、少なくとも2回の衛星搭載と宇宙ステーションへの設置を計画しながら、商用化に向けた顧客開拓を進める。

よくある質問
TENEDGE COREとは何か?
SpaceBlastが衛星上でAIを動かすために開発している手のひらサイズのエッジコンピューターで、1台あたり約60TOPSの演算性能を持つ。
SpaceBlastはどう活用する計画か?
TENEDGE COREで衛星上に小型言語モデルを搭載してデータを処理し、必要な情報だけを抽出。MB級の生データをKB級のメタデータに縮小してダウンリンクする。
スケジュールは?
SpaceBlastは4月にJAXAの支援プロジェクトを開始した。支援期間は2031年度までで、その間に技術開発と実証を完了することを目指す。
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