
何が起きたか
エヌビディアの第2四半期決算はウォール街の予想を上回り、8月までの四半期の売上高は106%増の1060億ドルとなった。時価総額は5.5兆ドル近くに迫り、世界最大の企業となっている。
なぜ重要か
エヌビディアは来年度(2028年度)に70%の増収を見込んでおり、このペースなら年収1兆ドルを達成する初の企業となる可能性がある。ただし、売上高7750億ドルのアマゾンが15%の成長を維持すれば、先にその大台に到達するかもしれない。国内のAI関連事業者は、巨人同士の成長競争の行方次第で調達環境が変わりうる可能性がある。
注目点
エヌビディアが70%の成長目標を達成した場合、2028年度の売上高は7000億〜8000億ドルに達する見込み。一方、アマゾンは前年同期比20%増とAI需要を追い風に成長しており、エヌビディアのペースでは追い抜けない可能性もある。
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エヌビディアの最新決算は、クラウド事業者やネオクラウドの飽くなき需要と値上げを追い風にした急成長を改めて示した。時価総額は5.5兆ドル近くに迫り、来年度の70%増収見込みを踏まえると、2年以内に売上高1兆ドルに近づく可能性がある。ただ、既に売上高7750億ドルに達し安定成長を続けるアマゾンが、成長率では劣るものの先にその大台を突破する可能性も高い。
収益性も目を引く。直近12カ月の営業利益率は65%で、売上高が1兆ドルに達すれば営業利益は6500億ドルになる計算だ。ただし、AI投資が減速すれば売上高が大きく落ち込む恐れもあり、成長の持続性は不透明。そのため、現在の時価総額は将来の収益力に対して割安に見えるものの、株価の評価は難しい。
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