
何が起きたか
OpenAI、Anthropic、Geminiのツール呼び出しAPIを比較したZennの記事で、同じ名前・説明・スキーマでも入れ子構造や命名規則が異なると判明。ドットを許容するのはGeminiのみ。
なぜ重要か
あるプロバイダーのツール定義を別のプロバイダーへ移すだけで、リクエスト送信前に名前由来の拒否に遭う可能性があると記事は指摘。複数ベンダー対応を計画するチームにとって移植性の障壁となる。
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記事はツール呼び出しの仕組みを説明する。モデルが特定の引数で関数を実行するよう要求を返し、実際に実行するのは自分のコードだ。ベンダー間で変わるのはその要求の包み方だけであり、名前・説明・引数スキーマをどこに置くか、名前にどの文字を使えるかが異なる。OpenAIの2つのエンドポイントはすでに互いに異なり、Chat Completionsはフィールドをfunctionの下に入れ子にし、Responsesは同じ階層に置く。Anthropicはスキーマのフィールド名をinput_schemaに変え、Geminiは宣言をfunctionDeclarationsの下にまとめる。
記事は送信前の落とし穴も指摘する。OpenAIのstrictモードはadditionalPropertiesをfalseに設定し、すべてのプロパティをrequiredに列挙する必要があり、strictのデフォルトはChat CompletionsとResponsesで異なる。Anthropicはinput_examplesのサンプルが1つでもツール自身のスキーマと一致しないと、リクエスト全体を400エラーで拒否する。またこれらのサンプルはプロンプトのトークンを増やし、単純なもので約20〜50、深く入れ子になった形では100〜200ほどになる。GeminiはparametersとparametersJsonSchemaの同時指定を禁じている。
ローカル側では、Ollamaが各モデルにtools、thinking、vision、embeddingなどのケイパビリティをラベル付けし、toolsラベルを持つモデルだけが関数を呼び出せる。ライブラリは頻繁に変わるため、記事はモデルのサイズから対応を推測せず、使う予定のタグページでラベルを確認するよう勧めている。
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