
何が起きたか
ゼントロンとホロンシステムが提携を開始し、ゼントロンのフィジカルAIデータ基盤NEXUSとホロンの製造システムを連携。生産・品質管理や現場DXを狙う。
なぜ重要か
この組み合わせにより、特に多品種生産の製造業者の生産性向上と製造DXの推進を後押しする。
誰に効くか製造業者や物流事業者、特に多品種生産の製造業者は、現場の設備データを管理システムと連携する手段を得られる可能性がある。この提携はそうした現場の生産性とDXの向上を狙う。
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この提携は、日本の製造・物流現場が発表資料の言う「三重苦」に直面する中で実現した。慢性的な人手不足と高齢化、熟練者からの技能伝承の断絶、孤立した自動化設備のデータ活用の遅れだ。発表資料はまた、制御システム(OT)と情報システム(IT)の分断を、現場が部分最適に甘んじる理由として挙げている。
NEXUSはそのOT-ITの分断を埋めるデータ基盤として位置づけられている。多様なプロトコルをつなぎ導入を容易にし、設備間の制御をローコード形式で定義し、稼働ログを自動で構造化・保存すると説明されている。発表資料によれば、データ連携の開発・運用コストを最大80%削減できるという。
1988年設立のホロンシステムは、生産管理システムSimLex Production Control、設備状態をAIで分析するSimLex AI、品質管理支援システムFactory-Zero QCを提供する。ゼントロンCEOの内藤幹太氏は、リアルタイムの在庫可視化、高精度な原価管理、現場DXが製造業者の喫緊の課題だと述べた。ホロンシステム社長の山田健司氏は、製造・物流現場では設備や人の情報が日々の改善に十分活用されていないとし、両社は現場で機能し続ける仕組みを構築することを目指すと語った。
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