
何が起きたか
Claude Codeの記憶は2つに分かれる——CLAUDE.mdはユーザーが指示やルールを書くファイル、auto memoryはClaude自身が学びを書き留める場所だ。
なぜ重要か
どちらを使うかでセッション間で引き継がれるものが変わる——自分で設定した指示か、修正からClaudeが拾ったパターンか。auto memoryはデフォルトで有効だ。
注目点
CLAUDE.mdは会話の冒頭にメッセージとして渡されるだけで強制ルールではないため、記事はClaudeがどこまで従うかは書き方次第だとしている。
誰に効くか共通のコードベースでClaude Codeを使うチームと個人開発者。バージョン管理されたCLAUDE.mdに何を書くか、auto memoryにプロジェクトごとに非公開で何を記録させるかの判断が必要になる。
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両方の仕組みの出発点は同じ問題だ。Claude Codeはセッションごとにまっさらな状態から始まるため、引き継ぎたいものは開始時に改めて読み込む必要がある。記事はこの読み込みを「誰が書くか」で2つの箱に分ける。CLAUDE.mdはユーザーが管理するMarkdownで、置き場所によって誰が見るかが変わる。OSレベルの固定パスは組織全体のルール、~/.claude/CLAUDE.mdは個人の設定を全プロジェクトにまたがって保持し、作業ディレクトリの ./CLAUDE.md や ./.claude/CLAUDE.md はバージョン管理下でチーム共有の方針を、./CLAUDE.local.md は個人のプロジェクト固有設定を保持する。作業ディレクトリとその親階層のファイルは起動時にまとめて読み込まれるが、サブディレクトリ内のものはClaudeがそこのファイルを読んだときにだけ取り込まれる。
auto memoryは逆方向から働く。指示を待つのではなく、Claudeが残す価値があると判断した事柄を書き留め、4種類に分類する。ユーザーの役割と好み、修正と確認済みのアプローチ、コードやgit履歴からは分からないプロジェクトの決定、issueトラッカーやダッシュボードといった外部参照へのポインタだ。コードから読み取れる内容やCLAUDE.mdにすでに書かれていることは除外される。インデックスであるMEMORY.mdは毎セッション読まれるが、このファイルには限界があるため、詳細は個別のトピックファイルに分けてインデックスは短く保つ設計になっている。
実用上の摩擦はこの違いにある。記事は、CLAUDE.mdは強制ルールではなく会話の冒頭にメッセージとして届くため、その効果は書き方次第だと指摘する。具体的で検証可能、200行程度、矛盾がないこと——相反する指示があるとClaudeの選択が定まらないからだ。この分離が機能しているかの試金石は、同じ修正を何度打ち直したかという単純な点かもしれない。2回目なら、auto memoryに吸収させるのではなくCLAUDE.mdに書く候補だろう。
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