
何が起きたか
AIエージェントのワークフロー管理ツールReleashを開発する開発者が、自作のチャット画面を5カ月で破棄した。応答は止まり、入力は消え、修正すれば別の不具合が出た。
なぜ重要か
画面はプロバイダー標準のTUIに置き換えられ、診断から置き換えまでの5週間は他の変更を一切できなかった。ツールの所有者自身が作った画面でも、土台のドメインが表現されていなければ直せなくなることを示す。
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Releashの事例は中心的な証拠であり、その時間軸は際立つ。チャット画面は5カ月かけて作られ、診断と置き換えだけでさらに5週間を要し、その間は他の変更を一切できなかった。筆者は崩壊の原因をAIのコーディング能力ではなく、表現されていないドメインの不在に求める。画面はSDKプロバイダーの内部概念を扱っており、開発者はそれを理解せず、定義もしなかった。
no9deskの例は議論を業務現場へ広げる。中核システムの一覧を単純にコピーすることから始まり、先行配布のための暫定データ回避策、重複データのマージ機能、そして最終的には毎朝の手作業による突合処理が加わった。アプリケーションの種類は3から9へ、リリースは185から788へと4カ月で増えたが、手作業を減らすという本来の目的は達成されなかった。
結論として、Vibe Codingが許されるのはシステムごと捨てられる範囲だけだ。部門業務の唯一の入口となるツールでは、相反する要件の機能、不具合修正、不要な追加が共存して解きほぐさねばならず、作り直しの最終コスト(元金)は前払いするよりはるかに大きいと筆者は論じる。
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