
何が起きたか
Claude Codeで新しいsessionを開き質問前に/contextを実行すると、System prompt 5.7k、System tools 6.4k、Skills 6.0k、Memory 7.3k、Custom agents 80 tokenの合計25.5kが既に載っていた。1日に20 session開けば会話前の固定費だけで約510k tokenになる。
なぜ重要か
この25.5kはsessionごとにかかるため、会話を始める前に中規模リポジトリのソースを丸ごと一度読む量に近いtokenが消費される計算になる。
注目点
この25.5kの内訳のうち、memoryは一度の整理で7.3kから4.2kに減らせたとされるが、放っておけばまた増えるため、月1回の棚卸しなどの運用が焦点となる。
誰に効くかClaude Codeなどのcoding agentを日常的に使う開発者や、チームでAIツールの利用コストを管理する開発リードに影響する。sessionごとの固定費を把握しないまま使い続けると、気づかないうちに使用枠を消費する可能性がある。
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記事は、coding agentのtoken消費を「話し始める前にすでに引かれている分」から順に調べる構成になっている。Gakken LEAPのフロントエンドエンジニアkou氏が、Claude Codeで新しいsessionを開き、質問する前に/contextを実行したところ、Messagesがほぼ空でもSystem prompt、System tools、Skills、Memory、Custom agentsがすでに載っており、合計25.5k tokenだった。
この固定費はsessionごとにかかる。1日に20 session開けば会話前の固定費だけで約510k tokenになり、中規模リポジトリのソースを丸ごと一度読む量に近い。Anthropicの記事ではsessionのコストはcontextに入るtokenの量、それが何ターン残るか、同時にいくつのcontextを動かしているかの3つにまとめられており、モデルの価格がそのすべてに掛かる。最初に入る25.5kを減らすことが出発点になる。
固定費の内訳のうち、memoryは一度の整理で14件を外し、7.3kから4.2kに減った。期限切れ5件、skillとの重複6件、その場限りで使わなかったもの3件である。放っておくとまた増えるため、CLAUDE.mdに約60 token、2行の規約を足して置き場を検討するようにしたという。古いmemoryはないより厄介で、記録がなければagentは調べに行くが、古い記録があると「知っているつもり」で間違えると記事は指摘する。
この記事の価値は、削減の対象を思いつきではなく、読み込まれるタイミング別に整理している点にある。常駐ファイルは最小限にし、定型作業はスクリプトに任せ、cacheは最初に決めたモデルと推論レベルを途中で変えず、会話が長引く前に区切る。どの施策が効くかは、各開発者のsessionの開き方やリポジトリの規模によって変わるとみられる。
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