
何が起きたか
2026年9月25日から27日まで、Claude Codeの定期タスク2本が開始行もエラーも通知も出さず、6月24日の両実行は46時間「実行中」のまま固まっていた。
なぜ重要か
タスクは壊れていたのではなく、開始できなかった。前回の実行が「進行中」のまま固まると次の起動がブロックされ、失敗として記録されないため、エラー数を数える監視ではゼロのままになる。
注目点
修正の鍵は、実行履歴で「実行中」のままの前回実行を確認し、タスク自体に開始と終了の行を記録させること。それがなければ、無言で動かなかった日と、実行したが何もしなかった日の区別がつかない。
誰に効くかこれは自分のマシンで定期ジョブを動かすすべての人に影響する。Claude Codeやcronを使う開発者、ジョブ完了アラートに頼る運用担当者などだ。前回の実行がハングすると、エラーとして表面化せず「まだ進行中」として隠れてしまうからである。
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発見のきっかけはアラートではなく習慣だった。タスクは開始時にデータベースへ1行、終了時にもう1行書き込むため、09-27の時点で25日、26日、27日の開始行が完全に欠けていることが分かった。この区別は重要だった。終了行の欠落なら途中で止まった実行を意味するが、開始行の欠落は実行がそもそも始まらなかったことを意味する。この2行がなければ、実行したが何もしなかった日と、一度も実行しなかった日は同じに見えてしまう。
ユーザーはまずMacがスリープしていたことを疑った。定期タスクはローカルで動くからだ。2つの確認でそれは否定された。稼働時間はマシンが4日間起動し続けていたことを示し、2026年9月25日09時56分のタイムスタンプのログファイルは9時10分と10時01分の予定時刻前後の活動を示していた。本当の原因は実行履歴にあった。両タスクは開始後数秒で止まり、46時間「実行中」と記録されたままだった。新しい実行は作られず、実行カウンターは24日から凍結していた。
この障害の形はClaude Code以外でもよく見られる。ロックファイルを消さずに異常終了するバッチジョブ、残ったジョブにブロックされるキューワーカー、応答しなくなった接続を保持し続けるコネクションプールなどだ。共通するのは、失敗通知が出ないことだ。固まった実行は失敗ではなく「まだ進行中」だからである。ユーザーが得た教訓は、検出は実際に動いた側が書かなければならないということだ。動かなかった側は決して自ら報告しない。そして、最初から記録していた開始行と終了行があったからこそ、診断が可能になったのだった。
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