
何が起きたか
Anthropicは10月のIPOでナスダックを選んだと報じられ、評価額は2兆ドル以上になる可能性がある。少数の投資家に対し、調整後営業利益が2四半期連続で黒字になるとの見通しを伝えた。
なぜ重要か
5月のSeries H調達ラウンドでは評価額9650億ドルだったが、流通市場の推計は現在おおむね1兆500億〜1兆5000億ドル。IPO価格は大幅な切り上げとなる。
注目点
ナスダック上場ならナスダック100指数の採用対象にもなる。同社は公開申請前に少数の投資家と文書を共有した。予想される目論見書が公開されるかが焦点だ。
誰に効くかこの上場報道は、AIラボの評価額を追う投資家や、Anthropicの流通・クラウドパートナーとして名が挙がるAmazonとAWSに影響する。Anthropic株を持つ従業員や初期投資家も、報じられた評価額の範囲を踏まえ、上場条件に注目する可能性がある。
こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。
Anthropicがナスダックを選んだとの報道は、非上場評価額がすでに大きく動いた1年を締めくくるものだ。5月のSeries H調達ラウンドでは評価額9650億ドルだったが、その後は流通市場の取引で想定評価額が押し上げられたとされ、現在の推計はおおむね1兆500億〜1兆5000億ドルに達する。IPOでAnthropicの評価額が2兆ドル以上になれば、6月のElon Musk氏のSpace Exploration Technologies Corp.の上場時の評価額1兆7500億ドルを上回ることになる。
Anthropicが投資家に示しているとされる財務内容は、上場前の企業としては異例なほど具体的だ。第2四半期の売上高は前年同期比で約14倍の115億ドルに増え、7月末時点の年換算売上高は650億ドルに達した。昨年末は90億ドルだった。予想される利益率には重要な但し書きがある。粗利益率80%超という数字は、Amazon.comなど流通パートナーと分配する売上高やモデル訓練費を計上する前のものだ。AmazonはAnthropicの累計最大の投資家で、出資額は約80億ドル。AWSは同社の主要な訓練用クラウドでもある。
上場への道は今後、情報開示にかかっている。先週公開されるはずだったIPO目論見書を公表せず、Anthropicはまず少数の投資家と文書を共有し、質問に対応してから申請を公開したとFinancial Timesは報じた。SemiAnalysisのアナリスト、Joey Brookhart氏によると、投資家はAnthropicが年末に年換算売上高1200億ドルを達成し、2027年末にはそのほぼ3倍で終えると予想している。一方、CEOのDario Amodei氏は業界に対し「フロンティアの歩調を合わせる」よう求めてきた。この立場はOpenAIのSam Altman氏も同調しており、同氏はAIの安全性への懸念からChatGPT開発元は今年は非上場のままだと述べている。この対照性は、Anthropic自身の上場の受け止め方に影響するかもしれない。
たとえば、いま届くならこの3本です
AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。
登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →
この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。
Foxconn Interconnect Technology(FIT)がAIデータセンターの1.6T接続移行に伴いAIインターコネクトでの役割を広げている

元OpenAI・Anthropic研究者のJacob Coxon氏のAIが人類を滅ぼし得るとのX投稿が5日で1億7000万インプレッション、Bernie Sanders氏ら反応

PCAST共同議長のデビッド・サックス氏は9月12日、Anthropic CEOのダリオ・アモデイ氏の論考「We Must Pace the Frontier」とOpenAI CEOのサム・アルトマン氏の支持投稿に応じ…

Motley Foolは5,000ドルのAIポートフォリオを3層に分け、アマゾンに2,500ドル、Taiwan Semiconductor Manufacturingに1,750ドル、Applied Digitalに75…

ServiceNow AIの年間契約価値が第2四半期に10億ドルを突破

FortinetがVirtue AIを買収
