
何が起きたか
SpaceXはIPOで860億ドル近くを調達し2兆7000億ドルの評価額に達したが、公開価格150ドルを下回り1カ月で1兆ドル超を失った。
なぜ重要か
AIインフラへの巨額支出への懸念が背景にあり、大型IPOは初週平均26.5%高でもその後12カ月は3.5%高にとどまる。
注目点
Anthropicが同じ警戒感に見舞われるかは未開示の設備投資次第で、IPOは早ければ来月にも実施される可能性がある。
誰に効くかAnthropicの上場を検討する個人投資家やIPO購入者が損得の当事者となる。SpaceXの例は初週の急騰が反転し得ることを示すためだ。Anthropicの設備投資額が高ければ、機関投資家のIPO配分担当者も価格設定を見直す可能性がある。
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SpaceXのIPOはここ数年で最も注目された公開だったが、当初は成功に見えた。860億ドル近くを調達し、2兆7000億ドルの評価額に達した。しかし投資家が同社のAI支出に目を向けたことで、状況は反転する。今年上半期の設備投資は2025年比308%増の285億ドルに達した一方、同期間の売上高はわずか125億ドルだった。SpaceXはチャットボットGrokを所有しColossusデータセンターを建設中で、設備投資の86%がAI向けだった。
この反応はAnthropicにとって重要だ。Anthropicは最近、年換算売上高が650億ドルに達し、2025年の総売上の7倍近いと述べているが、設備投資は未開示である。記事は、AnthropicがAI能力構築に多額を投じており、おそらくSpaceXよりはるかに多いため、警戒感はより大きくなる可能性があると示唆する。
一方で、JefferiesがIPOを20年以上にわたり調査した結果では、評価額100億ドル以上の企業は初週平均26.5%のリターンだが、最初の12カ月ではわずか3.5%となる。記事は、投資家がAIへの巨額支出に懐疑的であり、最近のAI減速を求める声がテック株を打撃していると指摘する。AnthropicのIPOの結末は、設備投資の開示が同じ懸念を引き起こすか、初週後の失速という歴史的パターンが繰り返されるかにかかっているようだ。
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