
投資家はアルファベットのAI支出リスクに対するウォール街の見方は過大だと言う。
クラウド成長、低PER、巨大な受注残を挙げる。
設備投資懸念にもかかわらず買い増し計画だ。
何が起きたか
先週金曜にアルファベット株を追加購入した投資家は、今週金曜もさらに買い増す計画で、市場がAI投資リスクを過大評価していると主張。Google Cloudの6月四半期売上は247億7000万ドルで前年比82%増、検索は17%増、YouTube広告は13%増だった。
なぜ重要か
この投資家はアルファベットを自己資金でAIに投資できる独占企業とみなし、自己資本利益率35.7%、営業利益率34%、PER15倍を指摘。クラウドの受注残は約4600億ドル超とほぼ倍増し、最近の反トラスト判決はテールリスクを減らすと見ている。国内のAI関連企業は、海外大手の投資動向に左右される局面が続く可能性がある。
注目点
2026年の設備投資見通しが1750億〜1850億ドル、第2四半期のフリーキャッシュフローがマイナス58億6000万ドルであることを主要リスクとして挙げる。株価が協力的なら買い続け、AI需要の強さに賭ける方針だ。
この投資家の主張は、アルファベットがAI構築を内部資金で賄えるという点に基づく。流動資産は1200億ドル超、2025年通期の営業キャッシュフローは1647億1000万ドルとし、社債に頼る同業他社と対比させ、市場が過小評価する財務的な強靭さを示唆する。
長期債務が465億ドルから982億ドルへ倍増したことや買い戻し停止など現実のリスクを認めつつも、4600億ドルのクラウド受注残を需要の先行指標と見る。事業分割を回避した最近の反トラスト判決も長年の重荷を減らし、低PERの株式をより魅力的にしていると考える。
彼の手法は逆張りだ。マイクロソフト、アマゾン、メタに分散する代わりに、クラウド、検索、YouTubeという複数の成長エンジンを過小評価されたバリュエーションで提供するアルファベットに集中する。AI主導の需要が設備投資を正当化するという賭けであり、株価が許す限り買い増す用意がある。
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